東北天国 連絡帳

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■GM折妻車キットで○○○-その28 2012.06.30.(Sat)21:30
今回はハシゴの加工からです。
用意したのはこちらのパーツ。


レボリューションファクトリーの客車用「045 ハシゴ 広幅6段タイプ」です。
従来はTAVASAの妻面ハシゴ(PN437)を使っていましたが、そちらは本来モハ70用で少し形が違っていたため、今回はこれにしてみました。


まずカッターで切り出します。
勢い余って曲げてしまわないように注意が必要でした。
画像は裏面で、折り曲げ用の溝があります。


続いてベンチバイスに挟み、まず片側の溝部分で折り曲げました。

問題はもう一辺をどう曲げるかです。
バイスにそのまま挟んでも、きっちり90度は曲げられません。
説明ではピンセット等を用いる、とありますが、そんなにしっかりしたピンセットを持っていないので・・・(汗)

そこでちょっと考えて、ステンレス定規2本でバイスから4mmほど出るように挟んで曲げることにしました。

(クリックで拡大)
曲げ終えた状態。
先に曲げた部分がバイスに当たらないよう、定規で「逃げ」を作ったわけです。
折り曲げの際は、もう1本のステンレス定規を押し当てました。
また画像では木材が挟まっていますが、これは普段から挟んでいるだけで、無くても構わないと思います。

無事曲げ終えたところで、下端をさらに曲げます。


片方だけ曲げたところ。
こちらはピンセットで曲げましたが、変な力が掛かったのか、一度全体が歪んでしまいました。なんとか戻せましたが・・・(苦笑)。

出来たら、妻面へ取り付け孔を開けます。


罫書きは画像のように、出来たハシゴをひっくり返しに置いて現物合わせで行いました。


そしてφ0.3のドリルで孔を開けたら、仮に取り付けてみます。
この画像では上端も切り詰めてあります。
(その際、平行四辺形に曲げてしまったのは秘密です・笑)
ハシゴが付くと急に古めかしい感じがしてきました。完成後、他の3両と比較するのが楽しみです。(ニヤリ)

なお、接着はのちほど行います。


そのほか、さらに細かい部分も表現していきます。


幌吊りの取り付け金具はt0.1板で作ります。
0.7x0.8mm程度で、2角を落として六角形に整形。


取り付け位置は、先に開けてあった孔の横です。
接着はリモネン系で仮止めしたのち、タミヤの緑キャップを微量流して固着させています。


続いて銘板も。
これもt0.1で、ナイフで1.6x0.8mm程度の楕円形にしてやります。
やけに数が多いのは、手作りだとなかなか形が揃わないため。たくさん作って形の良いものを使います。


左:仮置き状態、右:溶着後。
そして、各車で取り付け位置や枚数を良く確かめながら取り付けていきました。


こちらは微量のリモネン系で仮止めしたところ。ハシゴが付く2両目です。
この状態で位置を微調整してから、周囲に緑キャップを流して溶着させました。

(クリックで拡大)
その他、尾灯掛けもt0.1で付け、下端の板状のステップは1mm幅のt0.2板を凸状にカットしてから、φ0.3孔に差して接着しました(矢印)。
ちなみに尾灯掛けは凸型(1・2両目)、L型(4両目)、棒型(3両目)と3タイプ作り分けてみました。こんなところにこだわるのは作者くらいでしょうけれど。(笑)


次回はハシゴの取り付けからです。

■GM折妻車キットで○○○-その27 2012.06.18.(Mon)21:43
今回は妻面のディテール工作です。
まず貫通扉の取っ手から。

取っ手自体は他と同じく、φ0.2真鍮線で作ります。


出来た取っ手を扉に取り付けます。孔はφ0.25。
画像のエッチング扉ではセロハンテープで仮止めしつつ、チョンとハンダ付けしました。


いっぽう、プラ板製の扉には瞬着で取り付けます。
どちらも固着後に、裏面を平滑に削っておきました。


続いて、裏面のテール付近のリブを削っておきました。
言うまでもなく点灯化の準備です。


それから、妻面裾に突起を付けておくことにしました。
画像の丸屋根車では、やや大きめのプラ片を瞬着で付けたあと、ナイフで小さく整えています。


絞り折妻車ではごく小さいものですが、同様に突起を付けました。
既製品ではたいてい省略されているところですが、これが付くと少し細密感が増すようです。


それが済んだら、1・3・4両目に手すりを取り付けます。

(クリックで拡大)
材料はφ0.2真鍮線で、毛抜きでコの字に曲げて裏面から瞬着で固定。
固着後に、裏面をニッパーとダイヤモンドヤスリで平滑に整えておきました。

なお、3両目(画像上)の最上部の1本は、車体の継目処理の邪魔になりそうなので、箱組み後に付けることにします。


次回は、2両目に付くハシゴの加工からです。

■GM折妻車キットで○○○-その26 2012.05.31.(Thu)22:29
またもや間が開いてしまいましたが、つづきです。
今回は貫通扉の加工です。

各扉の形態は、1・3両目がHゴム小窓、2・4両目がHゴム大窓となります。
まずはHゴム大窓の2・4両目から取り掛かることにしました。


4両目の妻板は元々貫通扉が無いため、t0.5プラ板で「裏板」を付けておきます。
接着時は裏面をツライチにしました。

(クリックで拡大)
扉はエッチングパーツを用います。
TAVASAのPN-507(旧製品)で、本来側面デッキ用ですが、左右の突起と取っ手の表現が無い点を生かします。
切り出したらダイヤモンドヤスリを用い、周囲を削ってはめ込めるようにしておきました。
なにぶん板厚が薄いため、扉の下辺を加工する際、ヤスリが引っ掛かって曲がってしまったりとなかなか面倒でしたが・・・。

(クリックで拡大)
加工後、はめ込んでみた状態。
扉が付くとガラッとイメージが変わります。


続いて2両目は、元の扉の上に重ねます。
元の窓を大きく削り拡げてから、同様に扉パーツを加工して、ピッタリ重なるようにしました。


はめ込んでみたところ。
こちらもイメージが大分変わりました。

なお、このエッチング扉はまだ固定せず、プライマーを塗ったのちに接着します。


残る2両はHゴム小窓にします。
こちらもエッチングパーツを用意しました。


左:イエロートレイン YP565 旧型貫通扉セットB、
右:レボリューションファクトリー 140 荷物車用貫通扉 GMサイズ Hゴムタイプ
いずれも荷物車用の貫通扉として発売されているものです。
他にTAVASAからも出ている模様。(PX516-1。先ほど検索して知りました・笑)

とりあえずこの2種の扉を、実際に妻板にあてがってみたのですが・・・
どうも印象が違う気がするのです。


YP565は窓の形は良いものの、若干位置が高い感じ。
いっぽうレボの140は窓がやや小さく、角のRが小さく角張った印象です。

どうしようかとしばらく考えたのですが、以前リトルジャパンのスユニ61で同じ扉を表現した時に、窓位置が高くなって少しイメージが違ってしまったことを思い出し、ここはこだわってイメージに合ったものを自作してみることにしました。

(クリックで拡大)
とりあえず試作した2枚を妻板に合わせてみたところ。
いずれも窓の上下寸法は同じ、左右は右の扉の方が0.2mm大きくなっています。
イメージにより近い感じなのは右の扉でしょうか。
というわけで、今回は右の寸法で量産することにしました。


材料と作り方は以前と同様、t0.13板の本体にt0.1のHゴムを貼り付けて中を抜く工法です。
貼り付けにはタミヤの緑キャップを用いています。


そして固着後に、窓穴をナイフとヤスリで整えてから切り出しました。

出来たら貫通路に合わせて外形を整えて、貼り付けます。


3両目はt0.5板で裏板を付けてから、窓穴と接着孔を開けて瞬着で貼り付けました。
付けた後で気が付きましたが、裏板と貼り合わせてからはめ込んだ方が簡単だったと思います(苦笑)。


1両目は同様に窓穴を拡げてから、接着孔を開けて同じく瞬着で貼り付けます。


加工前の扉と比較。
元の扉は小窓とも大窓とも取れない、中途半端な窓サイズですね。
敢えてどちらとも取れるようにしたのかもしれません。

(クリックで拡大)
同様に2枚目も加工し、3両目と並べてみました。
わざわざ自作した甲斐あってか、どちらも実物に近い印象に仕上がったように感じます。
もっとも、塗装してみないとはっきり分かりませんけれど・・・。


次回はディテール加工です。

■GM折妻車キットで○○○-その25 2012.05.12.(Sat)00:07
久々ですが、つづきです。
今回はテールライトのフチを作ります。


まず準備として、裏面のリブを少し削っておきます。
あとでもう少し削る予定ですが、今のところはこの程度にして、加工時の安定性を確保します。


そして丸ヤスリを用い、開けてあった下穴を少しずつ削り拡げ、φ1.3くらいにします。
この際、ヤスリのクセが出るのか意外と中心がずれ易いので、罫書き線を見ながらズレないように注意して行いました。


そしてカエリを取ってから、裏側よりランナー引伸し線を差し込んで、プラ用流し込みタイプで接着します。瞬着で手早く付けても可。

一晩置いて固着したら、ナイフの刃先で少しずつ切れ目を入れてカットし、裏はほぼツライチに、表は少し出るようにスライスして整えます。
このとき、断面が正面を向くように気を付けます。
また、ナイフの刃を端まで通してしまうと端が割れるように欠けてしまうので、刃は途中で止めて反対側からも入れるようにします。
そしてほぼ整ったら、最後にペーパーを軽く掛けて面を出してやります。


出来たら中心にφ0.8孔を開け、φ0.8の針ヤスリで少しずつ削り拡げます。
φ1.0の光学繊維がすんなり入るようにすればOKです。

ちなみにいきなりφ1.0のドリルで開けないのは、どうしても中心が少しずれてしまうため。画像でもずれているのがお解りいただけると思います。


そして3・4両目も同様に。
こちらは一気に加工しました。


ランナーの固着後、最後の1枚に取り掛かるところ。
4両目は縦樋と近いので、やや加工がしづらかったです。

(クリックで拡大)
仕上がりました。
各車、車掌室側の妻板です。

(クリックで拡大)
幌などを付けてみたところ。
裏面は中途半端ですが、後ほど整えます。


次回は貫通扉の加工です。

■GM折妻車キットで○○○-その24 2012.04.22.(Sun)22:48
今回は1・2両目の妻板を加工します。
まずは1両目、マニ36 2146(車番まで書いたのは初?)のテールライトから。


1両目はマニ36キットと同じ位置のようなので、レンズのモールドを削ってφ0.8孔(下穴)を開けてから、フチを平刀で平滑に削りました。


続いて幌吊りと手すりのモールドを削り、幌吊りの取り付け位置にφ0.3孔を開けておきます。
ちなみにサーフェイサーを塗ってあるのは、平刀でキズを付けてしまったから。丁寧にやれば不要です。

(クリックで拡大)
それから新しい手すりの位置を罫書いて、φ0.25の孔を開けておきます。
付くのは片面(車掌室側)のみで、位置は基本的に4両目(2072番)と一緒ですが、上部に2本並んで付く点が異なります。


続いて2両目(マニ35 2009)に移りまして、同様に加工します。


まずテールと幌吊り、手すりを削り、幌吊りの孔を開けます(左)。


次にテールの孔を開けますが、2両目は元の位置より低いようなので、0.3mmほど下げた位置に孔を開けました。(左)

(クリックで拡大)
その後、銘板・尾灯掛けも削って平滑に仕上げておきました。
なお、2両目(マニ35 2009)では手すりの代わりにはしごが付きますが、これは後ほど加工します。


次回はテールライトを作ります。


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