東北天国 連絡帳

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■GM折妻車キットで○○○-その23 2012.04.12.(Thu)23:19
今回は久々に折妻茶マニの工作です。
振り返ってみると前回は年末だったんですね・・・。ちょっと気を抜くとすぐ間が開いてしまうのは、我ながら困ったものです。(苦笑)

さてその工作内容は、その時予告したとおり、妻板の合いを調整する作業からです。


セロハンテープで仮組みしてみたところ。
側板と妻板の間に隙間が出来ているのがおわかりでしょうか。
この分だけ屋根が長くなっているのです。
それに加え、妻板上部と屋根端部の曲線も微妙に違っていて合わないので、両者を少しずつ削って、ピッタリ合うよう調整してやります。


調整後。
まだ屋根との接合部分にわずかに隙間がありますが、あとは箱組みの際に埋めてしまえば大丈夫でしょう。

この作業、現物合わせで思いのほか時間が掛かるのですけれど、これを怠るとボディーが歪んで組み上がってしまうので手を抜けません。


ちなみにこちらは失敗例。(笑)
妻板が前に傾いてしまっています。
屋根がちょっと長くなっていた所を無理に組み立てるとこうなります。


つづいて丸屋根の方も同様に調整します。


これは調整前。
こちらも画像のように0.2mmほど屋根が長くなっているので、屋根端を詰めて調整します。


加えて反対側は、端部の角が妻面の雨樋からはみ出てしまうので(矢印)、これも削ってやります。


調整の前に、屋根端部に一体成型された踏み板(ステップ)を削ってしまいます。
あとでエッチングパーツを付けますが、削った後も中心が分かるようにニードルで印を付けておきました。

それから屋根端部を削ります。
ダイヤモンドヤスリでまず端部を垂直に削って長さを詰めたら、曲面を少しずつ削って自然に見えるように整えます。


調整後。


上から。
“おでこ”部分は元々膨らみが過剰気味だったので、大部分を削って整えました。


反対側です。
雨樋に接する部分もピッタリ合うようになりました。

(クリックで拡大)
その後、屋根両端にあった枕木方向の「ヒケ」を、サーフェイサーで埋めておきました。
これを削る際、ついでに屋根全体にペーパーを掛けて(#600→#800と水研ぎ)、キャンバス表現のモールドを消してしまいました。
この丸屋根に限り、モールド自体は細かくて良い感じなのですが、前記のように一部削ってしまったので全体を平滑に削って揃えたわけです。
消してしまったキャンバスは、塗装で表現します。


次回は1・2両目の妻板を加工します。

■GM折妻車キットで○○○-その22 2011.12.20.(Tue)22:22
つづきです。
3・4両目の妻面を加工していきます。


一体成型された幌吊りを別パーツ化するため、削り取って孔(φ0.3)を開けておきます。
仕上げの際、面の折れ目が乱れないよう注意してペーパー掛けしたのは言うまでもありません。

それが済んだら、延長した下端を側板の裾と揃うよう仕上げておきました。


続いてテールライトの位置を罫書きます。


テール位置罫書き中の妻板。左が3両目、右は4両目のものです。
3両目(マニ36 2235)と4両目(マニ36 2072)では位置が少し違っているため、各々実物写真とにらめっこしつつ、側板・屋根と仮組みしながら慎重に位置を決めました。

(クリックで拡大)
テールに下穴(φ0.8)を開けたら、さらに手すりの位置も罫書きます。
3両目(2235番)は手すりが向かって左側に千鳥状に付いた、名古屋工場改造車独特の配置。
いっぽう4両目(2072番)は向かって右に不規則に4つ並ぶ、マニ36としては標準的な配置になっています。


それから手すりの位置をマークします。
画像のように、罫書き位置にデバイダーで0.8mmピッチの印を付け・・・

(クリックで部分拡大)
改めてニードルでしっかり凹みを付けます。
この際は下に当て木をして、妻面の“折れ角”が拡がらないようにしました。
この妻板は貫通扉が無いので、結構弱いのです。

その後、φ0.25のドリルで孔を開けておきました。


続いて3両目では、縦樋を削っておきます。


この部分は薄くてたわんでしまうため、画像のようにこちらもプラ材で当て木をしつつ、平刀で削りました。
なお、上部のじょうごは箱組み時の目印にするため、残しておくことにします。

(クリックで拡大)
そして跡をペーパーで仕上げたら、とりあえず一段落です。


次回は屋根・妻板のすり合わせ作業を行う予定です。

■GM折妻車キットで○○○-その21 2011.12.04.(Sun)23:05
マニ50のまとめを挟んでちょっと間が開いてしまいましたが、つづきです。
まずは、付いたかどうかよく分からなかった、扉下の補強の話から。

あの後3日ほど放置したのですが、端を触ってみるとどうも怪しい感じでした。
爪で端を少し持ち上げるようにしてみると、わずかですが浮いてくるようです。
これは??と思ってピンセットでつまんで引っ張ってみると・・・


やっぱり剥がれた(笑)
きれいに貼れたと思ったのですが、そう上手くは行かなかったようです。

しからばと、今度は緑キャップ(タミヤ)で貼り直し。


貼り終えたところ。
今度はしっかりくっつきました。
ただ、危惧していたとおり、少しシワが寄ってしまいました。
それでも以前よりはマシなようなので、今回はこれで良しとします。


それから、1両目の同部分を追加加工します。
資料写真を見ると、荷物扉の下部にはリベットが無いように見えたため、モデルでも削っておくことにしたのです。


まず平刀で該当のリベットを削ってから、サーフェイサーを盛り(上)、
固化後にペーパーで均します(下)。
この際、付けてあった靴ズリが邪魔になったので、一旦削ぎ取ってしまいました。


その靴ズリ(ペットボトルのラベル、0.25mm幅)を接着して復元すれば、加工完了です。
ちなみにこちらの接着にはリモネン系を用いていますが、こちらはしっかり付くのです。
素材が異なるということでしょうけれど、どう違うのか、詳しくは良く分かりません。(苦笑)


以上で側板の加工は完了、
ここから妻面の加工に移ります。

(クリックで拡大)
用いるのは、画像の2種類です。
1・2両目(丸屋根)はマニ36キット用(画像上)、
3・4両目(絞り折妻)はオハ35戦後型用(画像下)
を使います。

まず下準備として、絞り折妻の妻板裾を延長します。


その前に、あらかじめ尾灯掛けのモールドをデザインナイフで削ぎ取っておきました。
使うかどうか分かりませんが、一応保管しておくことにします。


続いて1mm角プラ棒を瞬着で両裾に付け、固化後に表面を平滑に仕上げます。


中途半端ですが、今回はここまで。
以下、次回につづきます。

■GM折妻車キットで○○○-その20 2011.11.13.(Sun)23:43
ディテール加工のつづき。
デッキ下の踏み板を作ります。
マニ36キットにはこれがなぜか表現されていないのです。
成型不良を嫌ったのでしょうか? まあ、付けるのは簡単ですけど・・・。


まず、下端をわずかにヤスリで削ります。


続いて車体側にも斜めに削り込みを入れ(上)、
踏み板となるt0.2透明プラ板を接着しました(下)。
接着剤は流し込みと瞬着を併用しています。
そして固着後に周囲を揃えてやれば、加工完了です。

(クリックで拡大)
車掌室側も同様に付けますが、4両目は種車時代のままの一段下がったタイプなので、t0.5プラ板で延長してから踏み板を付けました。(画像左)


左から、1・4・3両目の車掌室側デッキ。
1両目も一段下がったタイプですが、わずかに高さが高いようなので、4両目では1両目より少し低くし、その差を表現してみました。
なお、荷物車での標準は右・3両目の、車体裾と揃ったタイプになります。

それから手すりと取っ手を付けます。

(クリックで拡大)
1・2両目と同様、デッキ脇の手すりはφ0.2洋白線、取っ手はφ0.2真鍮線を曲げて先を削ったもので、取付孔はφ0.25ドリルで開けて裏から瞬着で固定しました。
前後しますが、中央寄りの戸当たりもt0.3プラ材で付けてあります。


最後に両引き戸の下部に極薄のプラ板(というよりフィルム)を貼り付け、補強材の表現をしておきました。
プラ板は窓付き封筒の窓の部分から切り出したもので、プラ用接着剤(タミヤの緑キャップ)で溶けることを確認してから使用しました。

ただ、接着にリモネン系を用いたところ、表面がツルツルしたままで、溶けた気配があまり無い様子です。テストでは少し溶けたので、大丈夫と思ったのですが・・・。
ひょっとして緑キャップでないと付かない材料なのかも?
緑キャップだと効きすぎてすぐシワシワになってしまうため、敢えてリモネン系を用いたのですが、ちゃんと付いているのでしょうか。
完全に乾いてみないと分かりませんが、果たして??


以上で3・4両目も、側板の加工は終了です。

(クリックで拡大)
上:3両目、下:4両目。

次回は妻板の加工に移ります。

■GM折妻車キットで○○○-その19 2011.11.06.(Sun)21:47
前回のつづき、Hゴム窓のデッキ扉を作るところからです。


まず下準備として、元のHゴムを削って、平面にしておきました。

新しい扉は1・2両目と同様、t0.13板から作ります。
肝心なのはHゴムの寸法で、1・2両目ではやや大き過ぎたように感じたため、上下・左右共0.2mmほど小さくして作ってみました。


出来た扉と、元の扉を並べたところ。
分かりやすいようにHゴムをマジックで黒く塗ってあります。

・・・び、微妙にしか変わらない(苦笑)
もうちょっと縦に大きい気もしますが、そうすると1・2両目と同じになってしまうと思ったので、これで進めることにしました。

(クリックで拡大)
出来たら元の窓穴を大きめにして接着孔を開け、同様に貼り付けます。
同じく下端のレールも削っておきました。
なお、マジックの黒はアルコールで落としてから付けています。でないと、塗装時に浮き上がってきて面倒なことになります。


付け終えたら、同じ厚さの帯板で下端にレールを復元。


さきの車掌室側も同様に復元しておきました。


続いて両引き戸にディテールを付けます。

(クリックで拡大)
φ0.2程度のランナー引伸し線で、窓の下端に「荷摺り棒」を付けます。
この際は、下端のすき間にφ0.25線をはめこみながら、間隔を調整しました。
ちなみに1・2両目のときはこの治具を思い付かず、1本ずつちまちま調整していました(苦笑)

(クリックで拡大)
その後、t0.2プラ片で中央に支柱を付け、取っ手をφ0.2線で作って瞬着で付けたら、裏側をダイヤモンドヤスリで平滑に仕上げておきました。


以下、次回につづきます。


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