東北天国 連絡帳

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管理人:北東荷2
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■GM折妻車キットで○○○-その18 2011.10.30.(Sun)21:57
今回は3・4両目側板のディテール加工に入ります。
まず、デッキ扉脇に一体成型された手すりを削り取ります。


上が加工後。
デザインナイフと平刀を用い、手すりの他、取っ手と両サイドの突起(戸当たり?)を綺麗に削り取り、ペーパーで平滑にしておきます。


こちらはHゴム窓になっている、荷物室側のデッキ。
Hゴムに注意しながら、同様に削り取っておきました。


続いて新しいディテールを・・・というところですが、
ここまで来たところで、扉の窓の表現が気になってきました。
実物と較べると、車掌室側は四隅にRが無く、上下サイズが小さいように見えるのです。
荷物室側のHゴム窓も、やはり上下寸法が足りないように見えます。

ずいぶん悩んだ挙げ句、1・2両目で自作していることもあり、この3・4両目も自作パーツに替えてみることにしました。


まず車掌室側から。
寸法を綿密に計算して・・・という方法は1両目で行ったので、今回はそれを基本にし、とりあえず窓位置を0.1mm下げたものを試作してみました。

(クリックで拡大)
下が試作した扉。
1両目はt0.13板を用いましたが、窓枠の凹みが物足りない気がしたので、今回は扉本体にt0.2透明板を用いています。
なお、画像は見やすくするためサーフェイサーを塗った状態です。

較べてみると、上下は良さそうですが、左右幅がまだ若干狭い感じがします。
そこで、左右を0.2mm拡げて量産に移ることにしました。


1枚目、扉本体の窓穴を開けているところ。
R部分はφ0.8の針ヤスリ、他はナイフと棒ヤスリを用いて加工しました。
透明板を使用したため、非常に見づらいです。(苦笑)


窓枠はt0.13板を小さく切って貼り付けました。

(クリックで拡大)
取り付けは、元の扉に貼り重ねる形にします。
これだと扉が0.2mm浅くなってしまいますが、もともと深めだったので、恐らく問題なく収まると踏みました。
また、窓枠部分は穴を開けて落とし込むようにしています。

各扉を微調整したら、穴を開けて接着します。


右が接着後。
接着剤は瞬間のみを用いましたが、隙間にほとんど染み込まず、ほぼ点付けになってしまったようです。
力の掛かる部分ではないので、強度的には問題無いと思います。

また、接着前に下端のレール部分を削っておきました(矢印)。
厚みが揃わなくなるためで、あとで帯板を貼って復元することにします。


次回はHゴム扉を作ります。

■GM折妻車キットで○○○-その17 2011.10.23.(Sun)21:36
扉穴が仕上がったところで、荷物扉を接着する準備をします。


3両目と同様、裏側の上下をツライチにしてから、t0.25板を貼って「深さガイド」とします。

(クリックで拡大)
そして作っておいた扉の周囲を現物合わせで慎重に仕上げてから、深さを揃えてリモネン系で接着しました。

なお、移動しなかった車掌室側の両引き戸(画像右)も、形態を揃えるために付け直しています。


これが固着するのを待つ間に、3両目を追加加工することにします。
トイレ窓を中央側に2mm移動させることにしたのです。


このトイレ窓、最初の加工でも移動させてあったのですが、その後に発行されたRMライブラリー134号に載った実車写真を見ると、位置が違っていました。
ただ、元の位置でも間違いではなく、同じ絞り折妻・雨樋無しの2238番などで該当する窓配置なのです。
面倒なのでプロトタイプをそちらに変更しようかとも考えたのですが、せっかく急行越前さんに写真を紹介していただいたこともあり、今回は手を掛けてでも2235番にこだわることにしました。
それと、2235番はベンチレーター配置が変則で面白い、という理由もあります。
(2238番は通常の配置になっている)


手法は4両目の修整方法と一緒で、窓間の窓柱を削って1枚で付け直すことにしました。
ドリルとナイフ・ヤスリで慎重に仕上げてから・・・


窓枠>窓柱とt0.5板をはめ込んでいきました。
裏側の凹みを埋めるのも同様です。


そして新しい窓枠を仕上げて、窓柱上下にサーフェイサーを流しておきました。
あとで削って仕上げます。

この窓位置の違い、実車で1000mm幅だった窓を700mmに詰める際、右端を埋めるか左端を埋めるかで出来る差なのです。
オハ35改造車は最後に施工されたグループのためか、このあたりが非常に曖昧で、同工場・同時期の改造車でも車両によって形態が異なっている場合が多いです。
今回は幸い両側面の写真が見つかりましたが、出来れば両側面の写真を準備してから製作に取り組む方が、より確実だと思います。


裏側のようす。
以前加工した窓枠が、経年変化で黄ばんでいます・・・
早く塗装しなければ(汗)


ここで4両目に戻って、扉の補強をします。


まず裏面左右のフチを、平刀とヤスリで扉とツライチに削ります。


そして下半にt0.2透明プラ板を貼り、瞬着を流しました。
固着後に余分を削って完了です。

(クリックで拡大)
以上で4両目の側板も、基本部分は出来上がりです。

こちらではまだ触れていませんでしたが、この4両目はオロ40改造タイプになります。
屋根形態等にバリエーションがあるものの、合わせて37両ある、比較的メジャーなタイプです。


次回は3・4両目のディテール加工に入ります。

■GM折妻車キットで○○○-その16 2011.10.16.(Sun)22:18
今回は、新しい荷物扉を作るところから。
製作方法は3両目までと同じ、寸法も1両目と同寸です。


t0.25板に罫書いて窓を抜き、1枚目の中央に扉の合わせ目をPカッターで筋掘りしたら、2枚目の外周線にナイフで軽くスジを入れておきます。
この後切り分けて、表面のカエリを取るためペーパーの上でこするのですが、その際罫書き線が消えてしまうのを防ぐためです。


切り離して面出ししたら、2枚目に接着用の孔を開け、1枚目と貼り合わせます。
リモネン系で仮止めし、位置を微調整してから・・・


瞬着を孔に流して本接着します。
そして周囲にリモネン系を少し流して剥がれを防止しました。

ここで再び側板に戻ります。

(クリックで拡大)
継目に盛った瞬着を、まず平刀であらかた削り取ります。

(クリックで拡大)
そしてペーパーで#600→800→1000と水研ぎして仕上げました。
途切れたシル・ヘッダーはのちほど付け直します。


続いて、車端側を削り拡げます。


この際、裏側のフチの部分がちょうど無くなってしまいそうだったため、t0.25の帯板を貼り足してから削りました。
窓付近の凹み部分は先に1枚貼っています。


断面のテーパーを含めて扉穴を整えたら、シル・ヘッダーを復元します。


t0.13板を切り出し、元のシル・ヘッダーに継ぐようにプラ用リモネン系で接着します。

そしてサーフェイサーを盛って、固化後に平刀とペーパーで慎重に整えるのですが、これが意外と難物でした。
削っていると、なにかフワフワ動くのです。
表面に瞬着が乗っていたのか、はたまた油分でも付いていたのか、どうやら接着剤が効いていなかったようです。
仕方なく、適宜瞬着を流しながら作業しました。

(クリックで拡大)
ようやく仕上がったところ。
結局3日ほど掛かってしまいました。
こんなに面倒なことになるのなら、最初から瞬着を使っていれば良かったです(苦笑)


次回は扉を接着します。

■GM折妻車キットで○○○-その15 2011.10.11.(Tue)23:25
今回から、以前途中で止まったままになっていた、GM折妻車キットの製作記事を再開します。
どれくらい前かと言いますと、実に1年10か月ぶり。(前回

あまりに久しぶりなので、現状を確認する意味も込めて、まずは妻板・屋根を切り出し、セロハンテープで仮組みしてみました。

(クリックで拡大)
手前から1・2・4・3両目です。
こうして見るとなかなか壮観です。好きな茶マニが4両も・・・( ̄¬ ̄*)じゅるり
昨今、プラ完成品がずいぶん世に出るようになりましたが、幸い4両共まだ製品化されていないタイプですので、完成したら並べてニヤニヤ出来そうです。(´ω`)


さてその進捗状況ですが、4両目の窓柱の継目にサーフェイサーを盛った状態で長らく放置されていました。
したがって、これを平滑に削る作業から再開となります。


方法は3両目までと同様です。
平刀でだいたい削り取ってから、#1000の耐水ペーパーを貼った角材で水研ぎし、表面を仕上げます。
ひさびさなのでなんだか手先まで神経が行き届いていないような気がして、いまいちしっくり来ません。

続いてもう一枚も仕上げてチェックしたところ・・・


中央の窓柱を削りすぎてしまいました!
あ〜あ。(ーー;)
これは看過できないレベルです。
こうなると、ヘタに修整するよりは・・・


窓間の窓柱をまるごとくり抜いて、1枚で付け直す方が良い結果が得られると判断。
ドリルとナイフで切り取って・・・


残りをヤスリで削り取ります。角はナイフでかっちりと。
両脇は窓枠を折らないよう、軽いタッチで慎重に進めたのは言うまでもありません。
(この状態を見ると、横に開く窓のようです(笑))


そしてt0.5プラ板で作った新しい窓柱をはめこみ、接着しました。
まわり道をしましたが、これで継目が簡単かつ綺麗に仕上がると思えば、それほど損はしなかったかと・・・。


t0.5板を用いると裏側は凹んでしまうので、t0.25板を貼り足して平滑にしておきます。
t0.75を使えばこんな手間は要りません。

その後、表の上下の継目にサーフェイサー(#1000)を流しておきました。
それを乾燥後に仕上げれば、窓の移設作業は完了となります。


続いて、荷物扉の位置を直します。
荷物室側の両引き戸を、車端寄りに1mmずらします。
ちなみに実物の差は160mmです。


工程としては、元の扉をくり抜いて、中央寄りを埋めてから反対側を削り、「穴」をずらした上で、新しい扉をはめこみます。


断面を整えたら、瞬間接着剤でt1.0プラ板を縦に接着し、継目にもパテ代わりに流しておきました。
上端にはRが付くので、さらにプラ片を追加してあります。


以下、次回につづきます。

■GM折妻車キットで○○○-その14 2009.12.27.(Sun)21:52
今回は最初にお知らせから。
以前、年内にまとめると書いた「茶色い郵便荷物車〜」の記事ですが、どうにも年内には間に合いそうにないため、時期を年明け後に変更させていただきます。


それでは前回の続き、窓変更作業の途中からです。


残りの車掌室付近は、車掌室窓を中央寄りに拡げて700mm幅(実物)にするだけです。


元の窓枠と窓柱を削ってから、プラ板の新窓枠をはめ込み。
そのあと窓穴を開けて仕上げました。

(クリックすると拡大します)
以上で片面は完了です。
上は未加工の反対側板。元の窓位置は左右対称でした。


続けて反対側面も同様に変更していきます。
荷物室側から中央部分までは1枚目と同じ位置にし、車掌室付近のみ若干変えます。

(クリックすると拡大します)
画像上のように、車掌室窓とその隣りのトイレ窓を変更します。


工程は他と同じ。不要な窓枠を削ってから窓柱を整え・・・


新窓枠をはめ込み。
固着したら窓を開けます。

(クリックすると拡大します)
窓開けの際は、まずシャープペンシルで軽く下書きしてからドリルで孔を開け、デザインナイフで拡げます。
それから細い平ヤスリでだいたい仕上げ線まで削り拡げ(画像左)、角はその線を延長するようにナイフで切り込み、かっちりとさせています(右)。
そして最後に#800のペーパーを貼った角棒で仕上げて出来上がりです。

(クリックすると拡大します)
窓変更後の側板。
これだけで結構雰囲気が変わったように思います。


さあ、今度はどのタイプに?
“旧客マニア”を自覚する方なら、ピンと来るのではないでしょうか。

次回は継目修整からです。


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