東北天国 連絡帳

こちらは更新情報などを中心に、管理人からの連絡事項などを綴る所です。
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管理人:北東荷2
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■お見舞いと近況 2011.04.10.(Sun)23:14
まず、このたびの東日本大震災で被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

あれからはや一ヶ月が経とうとしています。
多くは語りませんが、被災地で復旧にあたられている行政・ボランティア・自衛隊などの方々には本当に頭が下がります。
当方に出来ることは限られておりますが、全ての事柄がより良い方向へ進むことを切に願いつつ、被災地の一日も早い復興をお祈り致しております。



いっぽう当方の近況はと申しますと、いまだ時折起こる余震に毎度肝を冷やしながらも、現在はほぼ元の生活ペースに戻り、気持ちも大分落ち着いてきました。
工作のほうも、ようやく少しづつではありますが、以前の続きから手をつけ始めたところです。
そんな状況ですので、こちらの更新も近日中に徐々に再開出来るのではないかと思います。

■はめ込み窓を自作してみる。 2011.03.08.(Tue)23:13
今回も1回で紹介出来る軽い工作ということで、古いGMキット組み立て車のレストアの様子をお送りします。
対象はマニ36、以前に紹介済みの車両です。

この保護棒の表現が太い、古い塩ビ板を、最近の細い印刷のガラスに交換しようと思い立ったのが始まりでした。

(クリックで拡大)
まずはガラスを普通に裏から貼り付けた状態を。
(注:このガラスは撮影のため仮に貼り付けた最近のガラスです)

(クリックで拡大)
別角度から。
このくらい窓枠に厚みがあると、保護棒付きなのと相まって、ガラスが奥まっているのが少し気になります。


これが新旧の保護棒付き窓ガラス。
ちなみに以前はもっと太いものもありました。

この窓枠の厚みをゴマ化すため、今回はめ込み窓を作って付けてみることにしました。
形態的には、完成品のような凸型で作って、裏面からはめ込む形にしたいと思います。

材料はキット付属の塩ビ板です。
平面の板を凸型にするには、工作機械を用いる本格的な方法もありますが、敷居が高いので、薄板を貼り重ねる簡易な方法を採ります。


その貼り合わせに用いるのが、この接着剤です。
セメダインのスーパーX(クリア)、「弾性接着剤」というのが一般的な名称のようです。
水槽のシール剤とほぼ同じものではないでしょうか。


ガラスの製作は凸部分から行います。
ボディーの窓にあわせて塩ビ板(GMキット付属)を切り出しました。

(クリックで拡大)
それを、やや大きめに切り出した保護棒付きガラスに貼り重ねます。
このとき、接着剤は少し多めに盛り、下の板に重ねたら、周囲にはみ出すように中央を静かに押さえます。
2枚が平行、かつ辺と保護棒が平行・直角になっているのを確かめたら、そのまま1日おいて硬化させます。

硬化したら、はみ出した接着剤を除去します。


あらかじめ上板の周囲にナイフの刃を入れ・・・


ピンセットでつまんで取り去ります。
その後、ゴム系接着剤よろしく楊枝の先で軽くこすり、完全に除去しておきました。


これで出来上がり。
上板の厚さが突出量になります。
(このガラスは0.25mmくらい?)

同じ要領で他の窓も作ります。

(クリックで拡大)
左から、荷物扉、車掌室窓、トイレ窓、荷室窓用。
(トイレの白色窓はPET板です。)
2回試作してから量産に取り掛かりましたが、製作数は所要の1.5倍にし、失敗作をはねました。
失敗というのは、気泡が入ったり、隙間が開いたり、2枚が平行でなかったり・・・。
つまり、製作にはそれなりに“慣れ”が必要ということです。(^^;)


(クリックで拡大)
仮にはめ込んでみたところ。
最初の画像と比較すると、効果がお解りいただけると思います。
なおHゴム窓は、ピッタリに切ってはめ込む、従来の方法に依りました。

(クリックで拡大)
やや下から。
周囲が少し白っぽく見えるのが難点でしょうか。

(クリックで拡大)
そして各窓の合いを確認してから、本接着していきました。
今回ついでに室内を白緑に筆塗りしています。

また、テールライトの遮光カバーが傷んで光漏れを起こしていたので、LEDから作り直しました。
室内もイスなど少し表現を追加し・・・

(クリックで拡大)
調子に乗って荷物も追加してみました。
発泡スチロールの角切りにサインペンで落書きしたものを、スティックのりでペタペタと(笑)。

(クリックで拡大)
組み立て後。
印象アップに気を良くし、レタリングも一部やり直しています。
(保護のクリアーを塗っていなかったので出来ました。)

(クリックで拡大)
ボディーを外した状態。
車掌室はなかなか広々としています。

(クリックで拡大)
同時にマニ37もいじりました。
ただしこちらは元々窓枠が薄いので、はめ込んだのはHゴム窓だけです。

(クリックで拡大)
ボディーを外したところ。
こちらはテール基板から新製、イス板も新製しています。

(クリックで拡大)
今回加工した2両ほか。
後ろの2両(スハニ37・スユニ61)は、はめ込み窓の比較用です。


GM旧客キットはKATO製品のようなシャープさは無いけれど、こんな風に手を入れてやることで、ひと味違った車両に仕上げることも出来る楽しい素材だと思います。
いちからこだわるのも良いですが、たまにはこんな気軽なレストア工作も良いものですね。

■KATO D51498のヘッドライトを常点灯化 2011.02.21.(Mon)00:05
昨年12月に発売されたKATOの新D51、D51498。
既にいろいろなところでレビューされているので、ここでは詳細を省きますが、スタイル・走り・ディテールどれも素晴らしいの一言に尽きます。

(クリックで拡大)
※画像は加工後です。
ただ、走り出してから点灯するヘッドライトが気になりましたので、常点灯対応化することにしました。


まずボディーを外し、ウォーム軸を浮かせてヘッドライト基板を抜き取ります。
基板の形状は専用になっているものの、回路を読んでみると最近のKATO機関車標準の回路になっているようです。
#LEDと並列に、逆向きのダイオードが付いている点が他の電機等と異なっています。LEDの逆電圧保護が目的?

最初はこれを改造して・・・と思いましたが、専用基板のため失敗すると元に戻せなくなるので、今回は生基板から新製したものに“交換”する形をとることにしました。


上:元の基板、下:切り出した生基板。
新基板はt0.3の両面生基板からカッターとヤスリで切り出し、Pカッターで溝を掘って製作。
ちょっと面倒でしたが、失敗のリスクを回避出来ますから。(^^;)
パターンは元のものを基本にしつつ、右上とCRDがまたぐ予定の部分(中央部)をカットした形にしています。


これに別に用意した素子を並べてみます。
なおコンデンサーと抵抗は、以前外したKATO EF80用を流用することにしました。


そしてハンダ付け。
込み入っていてやりづらいのですが、ワニ口クリップで挟みながら1個ずつ付けていきました。


回路図です。
 D:ショットキーダイオード
 CRD:定電流ダイオード 10mA
 LED:サイドビュー白色LED
 C:コンデンサー(EF80より転用)
 R:抵抗 560Ω(EF80より転用)

基本的にはEF80と同じですが、抵抗値を小さなものに変えています(22kΩ>560Ω)。
これで逆進時のLEDのちらつきを防ぐ効果が大きくなるはずです。
また、コンデンサーも違いますが、容量は不明です。(たぶん1μFより大きい?)


それから、この基板は元のものより薄いので、裏に紙を貼って調整します。
皿穴は、取り付け部のダイカストに付いた突起に対応するものです。
なお、裏側もショート防止のためパターンカットしていますが、これは片面基板なら不要な加工です。

(クリックで拡大)
加工が済んだら、動力ユニットに取り付けます。
付け外しにウォーム軸を浮かせるのは、あんまりやりたくない作業です。(苦笑)

(クリックで拡大)
点灯状態を正面から。
TOMIX N-1000-CL使用。
明るさも十分で、色合いもちょうど良い感じになりました。


これで一応常点灯に対応出来ました。
ただ、元々この車両はコアレスモーター使用のためか、走り出す電圧がかなり低いので、点灯して止まっていられる電圧はほんのわずかな範囲になってしまいました。

いっぽう、逆進時のちらちら点灯は全くありませんでした。
560Ωという、比較的小さい値の抵抗を用いたせいでしょうか?
それとも、モーターの特性??
この辺りはもう少し試してみないと分かりませんね・・・。

■【更新】一部の過去記事を移動しました 2011.02.14.(Mon)00:26
少し前に削除してあった古い記事をまとめる作業が終わりましたので、公開します。

 ■スハ32Wルーフ/MODEMO
 ■スハニ37(オハニ36)/KATO

今後はトップページ>「模型のつくりかた」からご参照ください。

また、リトルジャパンのスユニ61を作る記事をさきほど削除させていただきました。
こちらもまとめ作業が終わり次第、再公開する予定です。

■一部の過去記事を削除しました。 2011.01.03.(Mon)22:57
明けましておめでとうございます。
さっそく本題ですが、前回の最後でお知らせしましたとおり、先ほど過去記事の一部を削除させていただきました。

 ■スハ32Wルーフ/MODEMO
 ■スハニ37(オハニ36)/KATO

なお、加えてリトルジャパンのスユニ61の記事も、1か月以内を目安に削除させていただきますが、いずれものちに「模型のつくりかた」へまとめた上で再公開する予定です。
もし御入り用の方がいらっしゃいましたら、それまで少々お待ち下さいますようお願いいたします。m(_ _)m


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