東北天国 連絡帳
こちらは更新情報などを中心に、管理人からの連絡事項などを綴る所です。
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管理人:北東荷2
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■GM折妻車キットで○○○-その2
2009.09.27.(Sun)23:21
前回のつづき。
窓埋めした部分の継目をサーフェイサー(#1000)で埋めて、一晩放置します。
それがだいたい固まったところで、車端の元トイレ・洗面所部分の窓を加工します。
元トイレ窓は、中央寄りの辺を若干削りつつ、2.7mm幅(実物は400mm)に詰めます。
いっぽう元洗面所窓は逆に中央寄りの辺に0.3mm足してから、同様に2.7mm幅にします。
窓穴を仕上げたのち、窓枠となるt0.5板を接着したところ。
窓埋めに用いた板と同じt0.5ですが、こちらは裏面をツライチにして、表を凹ませています。
既に継目にはサーフェイサーも盛り付け済み。
そして窓を開けます。
窓枠を簡単にケガいてからドリルで孔を開け・・・
ナイフとヤスリで仕上げました。
窓枠の太さは、隣りの窓に合わせてあります。
それから盛ったサーフェイサーを削って、継目を仕上げます。
画像のようにほとんどを平刀で削ってから、#1000の耐水ペーパーを貼った角材でなでるように水研ぎして仕上げました。
なお、平刀は事前に耐水ペーパーで良く研いで、余計なキズが付かないようにしています。
(クリックすると拡大します)
だいたい仕上げたところ。
なにやら四角く描かれていますが、これについてはまた次回。
■GM折妻車キットで○○○-その1
2009.09.23.(Wed)21:09
思いのほか長くなったマニ50の加工が終了して、工作はやっと一息。晴れて“手持ちぶさた”になりました。(笑)
そこで、現状を確認しようとおもむろに手元の在庫キットを引っぱり出してみると・・・
「こんな、いつの間に!?( ̄Д ̄ノ)ノ」
と驚くほど数が増えているのに気が付きました。
・・・いやね、お店で見掛ける度につい手に取ってしまうんです。
この連絡帳でお解りの通り、ほぼ常時仕掛品を抱えている上、既に他のキットが沢山あるじゃないかと自分に言い聞かせ、その半分は元の位置へ戻すのですが・・・。もう半分はそのままレジへ(笑)
少しは自覚があったのですが、ちょっと認識の範囲を超えていました。
何両分あるのかは、敢えて記しませんけれど。(^^ゞ;)
かくして増えたキットを少しでも減らすため、今回から組み立てを開始します。
今回はやはり旧客、その中でも最近ご無沙汰だったGMの折妻車のプラキットを作ることにしました。
なお、ここで言うGMの折妻車とは、下にご紹介する4種類のことです。
(クリックすると拡大します)
上:オハ35 丸屋根
下:オハ35 戦後形
(クリックすると拡大します)
上:スハ32
下:マニ36
いずれも実車は戦前から戦後初期にかけての製造(マニ36はスハ32の改造車)で、車端部の形状から「丸屋根」「絞り折妻」と呼ばれているタイプです。妻板を見ると三面折れで後退角が付いています。
ちなみにこのGMキットでは、上の各形式で基本部分が共通設計になっていて、側板と妻板・屋根を振り替えて組み立てることも出来ます。もちろん、ほとんどの場合多少なりの改造を要求されるわけですが・・・。(^^;)
上のように各形式ともひと通り製作済みですので、今回は違うタイプとして仕上げようと考えています。
その詳しいプロトタイプについてはおいおい明らかにすることとして、この段階では伏せておこうと思います。
それではさっそく工作開始です。
最初に取り出したのはこれ↓。
(クリックすると拡大します)
スハ32の側板です。
(よく見ると妻板が違っていますが、これには紆余曲折ありまして・・・。ここでは割愛させてください。(^^;))
この側板を切り出して、ゲート跡とバリを処理したら・・・
一部の窓枠と窓柱をカットしてしまいます。
そしてヤスリとナイフで仕上げてから、t0.5プラ板でピッタリ埋めます。
プラ板表面を左右の窓柱と慎重に合わせたのち、裏からプラ用>瞬間を流して接着しました。
(クリックすると拡大します)
窓埋めがほぼ済んだところ。
継目修整はこれからです。
はてさて、一体何を作ろうとしているのでしょうか。
この段階でピンと来た方、旧客マニア認定です(笑)。
続きは次回、お楽しみに・・・。
■KATO 新DE10の入線加工
2009.09.18.(Fri)23:41
KATOからリニューアルされたDE10、東北では標準の耐寒形が先日ようやく発売されました。
(クリックすると拡大します)
画像はひと通り加工が済んだ状態です。旋回窓にスノープロウ、カッコエエ(*´Д`*)
待ちに待った管理人はさっそく入手、ニヤニヤしながら手に取って眺めたあと、レールに乗せて試運転・・・
ところが、TOMIXの常点灯コントローラーを用いても、ヘッドライトが走り出してから点灯するではないですか。
最近のKATOの機関車は、“非”常点灯仕様なのですね。
KATOの機関車は大分ご無沙汰だったので、浦島太郎状態です(笑)。
しからばと、ボディーを外して中のライト基板を見てみると・・・
(クリックすると拡大します)
抵抗・LEDに加えて、LEDと並列にコンデンサーが付いていました。
回路図を描いてみました。
このコンデンサー、モーターからのノイズを抑えるためのものでしょうか?
進行方向反対側のライトがちらちら点灯するのを防ぐため??
そこでとりあえず、このコンデンサーを外してみました。
すると走行時に反対側のライトがちらちら点きます。しかし「常点灯」はせず・・・。
やはり積極的に常点灯化しないとダメなようです。(´д`;)
というわけで、本格加工開始です。
コンデンサーに続いて抵抗も外しました。
この状態でパターンを良く読み、どこを加工すればよいか考えました。
用意した素子は画像の通り。
電流制限にCRD(E-153 15mA)x2、逆電流保護にチップのショットキーダイオード(東芝 1ss357)x4、常点灯化用のコンデンサー(ムラタ 1μF)x2です。
なお、LEDは元のものを生かします。
常点灯化後の回路図。
上の基板上に、素子をこのように並べればOK、のはずです。(^^;)
なお、今回は逆電流保護用ダイオードをそれぞれ2つ付けることにしました。贅沢だ〜(1つ10円ですけど(笑))
(クリックすると拡大します)
基板のパターンを画像のように6個所カットしました。
また1個所穴を開けています。CRDがボディーに当たりそうだったので、それを落とし込む穴です。
(クリックすると拡大します)
各素子を仮に並べてみたところ。
CRDも足を曲げて余分をカットしてあります。
(クリックすると拡大します)
そしてハンダ付け。
右端のCRDがかなり苦しい収まり方になりましたが、機能上は問題無いと思います。
また中央付近に1個所ジャンパを渡してあります。CRDの足を流用しました。
(クリックすると拡大します)
加工が済んだので、動力ユニットに取り付けました。
ここで試運転し、常点灯するのを確認しておきました。
残念ながら若干反対側がちらちら点灯してしまうようでしたが・・・うまい解決法が思い浮かばないのでガマンします。
(常点灯コントローラーしか使わないのであれば、逆電流保護用ダイオードを順電圧が高めの一般タイプ・東芝1ss352などに変えればほぼ抑えられるはずです。)
最後にボディーを被せて・・・
と思いきや、キャブ側がぴったりはまりません。
CRDが当たっているようです(苦笑)。
そこでボディー裏の、干渉する突起を削っておきました(矢印)。
これでちゃんとはまるようになってひと安心。(^^;)
それからもうひとつ、カプラーに解放ピンを付けることにします。
付属のナックルカプラーは、鉄のピンを付けるとアンカプラー上で自動解放を楽しむことが出来るのです。
もちろん、連結相手もピン付である必要があります。(ナックルもしくはマグネマティック)
ピンを付けた状態(上)と、未加工のカプラー、そしてピン(下)。
ピンは事務用のゼムクリップから切り出したものです。
カプラーにはφ0.7の孔を開け、ピンを下から差し込んでいます。
これ、安価で良い方法だと思うのですが、ゼムクリップはバネとして用いるものなのでかなり固く、加工には注意が必要です。ここでは頑丈なラジオペンチとダイヤモンドヤスリを用いました。
(クリックすると拡大します)
とりあえず加工が済んだDE10、当方ではさっそく客車牽引に活躍してもらうことにします。またアンカプラーで荷物車を別列車に継送・・・とか、いろいろ楽しめそうです。
欲を言うと入れ替え用にはDD13の方が似合うんですけど・・・。そちらのリニューアルはいつ?(^^;)
■【更新】 勝手にレビュー リトルジャパンモデルス オハユニ61キット
2008.09.02.(Tue)00:07
発売より大幅に遅れてしまって申し訳ありませんが、去る8月24日から本日にかけ、「勝手にレビュー リトルジャパンモデルス オハユニ61キット」と題しまして、リトルジャパンの旧客キット第2弾となるオハユニ61キットの紹介記事を公開しました。
前回のスユニ61では非常に凝った構成で驚かされましたが、このオハユニ61ではそのさらに上をゆく、たいへん魅力的なキットになっていると感じました。腕に覚えのあるマニアの方はもちろん、キット組立初心者の方も気軽に取り組める製品と思いますので、興味のある方は是非挑戦して頂きたいと思います。
そしてこのキットを通して、管理人のような工作ファンが少しでも増えることを願っています。
私も早く組みたいです。もちろん、あちらの完成が先ですけどね。(^^;)
■リトルジャパン オハユニ61キット発売
2008.07.20.(Sun)20:50
先日、リトルジャパンの旧客第2弾、オハユニ61キットが発売されたようです。
私もさっそく入手しようと模型屋さんへ出掛けましたが・・・入荷してませんでした(がっくり)。
というわけで、ご期待の(?)レビューの方は少なくとも月末以降になりそうですので、この場であらかじめお詫びしておきます。(^^;)
下の画像は、ずいぶん前にレイルロードのキットを組んだオハユニ61です。
(クリックすると拡大します)
ただしこれは後期形(106〜130)で、今度製品化された前期形(1〜105)とは、郵便室の窓と扉、ベンチレーター配置が異なります。
また番号は、五能線で旧客末期まで活躍したのち現在も横川で保存されている107番にしましたが、実車は独立暖房付きのため床下機器が一部違っています。
なお、詳しい方なら既にご存じでしょうけれど、この冬にTOMIXからも前期形が出るそうです。[
ソース
]
これはあくまで結果論ですが、リトルジャパンは後期形(106〜130)にしておけば・・・。
可能なら、金型をいじってやっていただきたいです。がんばれLJ!
ちなみに私は、貫通扉や縦樋をTOMIXと違うタイプにして組むつもり。
東北では前期形は比較的早くに廃車/改造されて消えてしまったので、開き直って仙台・大湊・秋田にいたオエ61にするのも面白そうです。( ̄ー ̄)ニヤリ
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