東北天国 連絡帳

こちらは更新情報などを中心に、管理人からの連絡事項などを綴る所です。
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02月25日 KATO オハ31に電飾を-1
11日 KATO 旧マニ60の加工-テール点灯化-4
 
管理人:北東荷2
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■【更新】KATO「大雪」のレビューページ公開。 2013.04.21.(Sun)22:09
少し前になりますが、KATOの急行「大雪」セットに含まれるマニ60 245とスユニ61 504のレビューページを公開しました。

 ■勝手にレビュー KATO 「大雪」(マニ60 245・スユニ61 504)



今回は新規車種のうち2種のみの上、ASSYの発売からも大分時間が過ぎておりますが、入手および加工を検討されている方の参考になれば幸いです。

■KATO オハ31に電飾を-2 2013.03.26.(Tue)00:13
今回は久しぶりに、オハ31のつづきです。
床上に付ける集電板を作ります。
材料は通例のt0.1燐青銅板です。

(クリックで拡大)
カッターで2mm幅に切り出したら、100mmほどにカット。
さらに端材でコの字形に折り曲げた部品を同数作ります。


それを本体の端の方にハンダ付けします。
付けたら本体から飛び出した部分をカットしておきます。


床板への固定はプラ材(t0.5+t0.13)で作った留め具を付けて行うことにしました。
これでトンネル状の細穴を作り、そこへ集電板を通す構成です。

(クリックで拡大)
タミヤの緑キャップで留め具を付け、集電板を取り付けたところ。
留め具はウェイト支持用突起の支障部分を削ってから接着しました。
また、通電板は矢印部分を糸ノコでカットしています。


横からカット部分を見たところ。
台車集電板の動きにうまく追従するようにしたわけです。


最後に床板通電板の端を上に折り曲げれば、ほぼ出来上がりです。
これもKATOの新室内灯のシューを参考にしているのは言うまでもありません。

(クリックで拡大)
一応寸法図を載せておきます。


つづいてボディー側に手を加えます。


通電板を通すため、デッキ床部分に角穴を開けます。ドリルと角ヤスリ、ナイフ使用。
開けたら床板側にノミで削り拡げておきます。
ここの深さは1mmほどにしておくと、集電板のばたつきを抑えることが出来ます。


通電板を付けた床板を合わせて確認。
支障無く収まればOKです。


それから、床上にプラ板で作った室内灯ユニットの支持具を付けます。
さきの旧スハ43とほぼ同じですが、床面が低いため、高さを2mmほど高くしている点が異なります。

(クリックで拡大)
室内灯ユニット取付部の寸法図です。


以下、次回へつづきます。

■KATOからEF56 1次形+郵便・荷物列車<東北>セット発表! 2013.03.09.(Sat)01:16
8日、KATOからEF56 1次形と郵便・荷物列車<東北>セットの製品化が発表されました!
KATO発売予定品ポスター2013年6月
http://www.katomodels.com/product/poster/files/2013_6.jpg
N-Gauge Informationさんのページ
http://ngi.blog.eonet.jp/n_gauge/2013/03/kato201356-ba29.html

セットの内容は、

 マニ60 2636 北スミ  オハニ61後期改(単品と同じ)
 マニ60 2238 北スミ  200番台(「大雪」245番と同じ)
 オユ10 2019 盛モカ 青 非冷(「ニセコ」と同じ)
 スユ13 2032 北スミ 青 (オユ12の車番違い)
 マニ36 2118 北スミ  スハ32改(「ニセコ」と同じ)
 マニ36 2129 北スミ    〃

その他、増結用として単品

 マニ36 (スロネ30改造)(2333番、「津軽」と同じ)
 スニ41 2000      (2013番、「能登」と同じ)

も同時発売されるそうです。


また、ASSYについて、KATOのPDFです。
https://www.e-katomodels2.com/img/goods/1/okyakusamaassy201303.pdf
これを見ると、予約受付車種は
 オユ10 2019
 スユ13 2032
 マニ60 2238
の3種のみとのこと。


それではちょっと遅れましたが、コメントです。
セット構成を見ると、EF56のお供に既発売の荷物客車でまとめた感じです。
末期は東北線で荷物列車を牽引していたEF56ですが、その編成は茶色いマニの中にぽつんと1両青い郵便車、スユ13またはオユ10が付いたものが多く、今回のセットはそれを再現するのにちょうど良いのではないでしょうか。このセットに単品のマニ60を数両加え、郵便車のうち1両を外せば、実際の列車にかなり近い編成が再現出来そうです。

また、うち1本だけ茶マニ+スユの端に銀色のスニ・ワキ・ワサフを固めて4両ほど繋いだ荷46列車も牽いていたようで、単品で出るスニ41 2000(妻面扉付)はそれを再現する意味合いがあるのではないかと思います。
このスニ41 2000、「能登」セット発売時にはASSYが発売されなかったため、「鳥海」「八甲田」など他の組み込み列車を再現したい方にもきっと歓迎されるでしょう。私も実は未入手なので、この単品化はありがたいです。

その一方、同時に単品化されるマニ36のスロネ30改造車については、ちょっと首をかしげてしまいました。せっかく入手しやすい単品にするなら、少数派のスロネ30改タイプではなく、多数派のスハ32改タイプにすれば良かったのに、と思います。
ただこれについては、もしかするとTOMIX製品の存在を憂慮したのかもしれません。
セットには2両含まれるものの、今回はASSYでの予約も取らないようですし、個人的にはKATOの方が良いと感じているので、次の機会には是非スハ32改タイプの単品化をお願いしたいところです。


それから機構的には、<東海道・山陽>セット同様、カプラーが全て台車マウントのアーノルドタイプになるそうです。交換用にセットにはナックルカプラーが2個付属、そしてオプションで近々発売になる、ジャンパ栓付きカトーカプラーN-JP-Aが選択出来るようです。
今後は他の旧客セットもこのスタイルを踏襲して欲しいと思いますが、いかがでしょうか。

そしてテールライトはセットの編成両端(マニ60 2636とマニ36 2129)と単品が点灯、いずれも消灯スイッチ付で、セット中間部はオプション対応のようです。
ただしオユ・スユ以外オプションでもスイッチは無し。あのクリーム色のスイッチ、いつになったら発売してくれるのでしょう・・・もうプラ板で作るのはイヤです(苦笑)。


それにしても今回の製品化発表は非常に嬉しいです。まさかKATOからEF56+茶マニ編成が出るなんて、ちょっと前までは夢にも思いませんでした。
他の予定品もなかなか魅力的ですが、唯一残念だったのは、今度のDD13が初期形なことでしょうか。実はこの1灯タイプ、東北には居なかったのです。こちらは時期を変えて、いずれ2灯タイプのリニューアルも期待したいと思います。

■KATO オハ31に電飾を-1 2013.02.25.(Mon)21:58
まず今回は、KATOの大雪について少し触れておきます。
発売日が近づいてきましたが、先日ようやく試作品が姿を現したようですね。
事前に変更情報があったマニ60 200の床下変更のほか、スユニ61の床板が新規だったり、オハネフ12の扇風機カバー無し屋根が再現されたりと、なかなか芸が細かいようで、現物を手にするのが楽しみです。

なお、今回当方ではスユニとマニのみASSYで入手予定のため、各車の詳細な紹介は行わないつもりですので、あらかじめご了承ください。
(気が向いたらその2種だけちょっとするかも。)


それでは本題。
今度の題材はKATOのオハ31系です。

(クリックで拡大)
ご存知のように、日本のNゲージ黎明期からある非常に息の長い製品で、今でも頻繁に生産されているため入手も容易です。実車はかなり古く馴染みの無い方がほとんどと思いますが、定価\840と安価なため、Nゲージでは入門用としても重宝するお馴染みのモデルだと思います。

(クリックで拡大)
こちらは2008年に製品化された、鉄道博物館仕様のオハ3126(#5001-9)。
おみやげとして鉄博で売られた他、一時は一般の模型店でも販売されていました。
一般品(#5001)とは塗色と表記が異なります。
(実はもう少し増備したいのですが・・・もう一般向け流通は無いのでしょうか?)

(クリックで拡大)
変わってこちらは、当方で以前軽く手を加えたオハ31とオハニ30。
塗装と表記を晩年仕様にするついでに、一部ディテールアップを施しています。
 ・等級帯を消すため、全体をぶどう2号(旧グンゼ)で塗装、幌をGM製に交換
 ・屋根を濃い色(調色)に塗装、屋根端にステップを追加  
 ・オハニの荷物室にエッチング保護棒、妻面にテールを追加、
  車掌室側に貫通扉を追加し、幌無し仕様に加工
ただしライト関係は準備工事のみに留めていました。

今回は、この晩年仕様車に室内灯やテールライトを取り付け、オハ61などの他形式車と組んで楽しめるようにしようと思います。
またついでに鉄博仕様車もいじってみます。


加工にあたってはまず分解する必要がありますが、これが意外とやりにくいので、ポイントを軽く解説しておくことにします。


この製品は屋根から外すタイプで、側面ガラスに掛かったツメを外せば屋根は上に外れます。
その際は妻面の貫通路から爪楊枝などの細い棒を差し込み、側面端の裏側上部(画像の★部分)を外側に押しながら上へ持ち上げると比較的容易に外せます。


続いて床板を外す際は、床板のツメをこじるより、ガラスの方を端から順に倒しながら、下辺を壁に押しつけつつ斜め上へ引っぱるようにすると楽に外せます。


そして一度分解出来たら、屋根のツメを少し削って薄くしておくと、以降の分解がしやすくなります。

(クリックで拡大)
無事に分解したところ。(画像は最近入手した未加工の一般製品です)
構造はシンプルで、パーツは屋根・ガラス・ボディー・床板・ウェイト・台車くらいしかなく、ボディー底板にイスが直接モールドされています。
仕切など、その他のインテリアは全て省略。当然ながら集電非対応で、室内灯の取り付けは考慮されていません。

なお、生産時期によりボディーの成型色が違っているようで、以前はグレーのプラが使われていましたが(上の晩年仕様車はグレー)、最近はニス塗りの室内を再現したと思われる茶色で成型されています。
また、車輪や台車枠にも変更点があり、以前は片絶銀色車輪が付いていましたが、最近は中空軸黒色・幅狭車輪が付いています。


ここから加工に入ります。
まずは床板の集電化加工から。
集電方法は安定性に定評のある、KATO標準の方式にします。


始めに床板に( )形のスリットを開けます。
詳細はスユニ60のページをご参照ください。

続いて台車に集電板を取り付けます。
ここ15年くらいに生産された製品には、旧マニ60とほぼ同じモールドの台車枠が付いており、集電板が簡単に付けられそうな構造になっています。
そこでKATO台車用のピボット集電板を用意し、それが取り付けられるように台車の軸穴を削り拡げます。


今回は、そのための専用工具を製作しました。
細いプラスドライバーの先をダイヤモンドヤスリで削って鋭くしたもので、軸の途中でΩ形に迂回しているのがポイントです。
画像でお解りのとおり、適当な鉄の金具をU字に切ってハンダ付けし、間を切り欠いて作りました。
ハンダ付けは60Wのコテで、鉄材のカットは糸ノコと普通の鉄ヤスリですが、軸の切り欠きはダイヤモンドヤスリで気長に削り落としています。
(モーターツールがあれば簡単です)


その使用方法は画像のとおり。
軸穴をグリグリ拡げる際に邪魔になる反対側の台車側枠を、軸の無い部分でかわして刃先を垂直に押し当てるわけです。
ある程度拡げたらバリをナイフで取り、別に用意した集電板を当ててみて確認しながら、各軸穴を拡げていきました。

ちなみにこのドライバーは小さいながら替え歯式だったので、軸はピンバイスでくわえて保持しています。付属の取っ手はすべり止めの溝が指にやさしくなく、マメが出来て痛かったのです(笑)。
無ければ通常の小ドライバー(100均含む)からでもなんとか作れるのではないでしょうか。


台車に集電板が取り付け出来たら、スリット穴を整えた床板と合わせてみます。
床上の突出具合もちょうど良い感じになり、安定した集電が期待出来そうです。

それから、付いていた車輪が片絶だった場合は中空軸に交換しておきます。
画像は交換した晩年仕様車のもので、黒色が無かったため仕方無く銀色車輪(それも中古)を付けました。あとで塗った方が良いかも。


次回は床上通電板を作ります。

■KATO 旧マニ60の加工-テール点灯化-4 2013.02.11.(Mon)22:49
旧マニ60のつづきです。
加工した各部を筆塗りしていきます。


室内灯の固定具とその付近を床色(黒+ダークグレー+茶、キャンバス屋根用を流用)に塗ります。
ちなみに実車の床面は板張りです。


テールカバー部分も同様に塗装。
色ツヤがピッタリ揃いませんでしたが・・・室内だからまあいいや。<おぃ


裏面は黒>銀に塗ってしっかり遮光しました。


それから車掌室に机とイスを追加することにしたので、作ってついでに塗装しました。
その他、テールレンズもクリアーレッドに塗りました(画像右上)。


乾燥後、机とイスをイス板に接着します。
右のイス板では、古いテールカバーを避けるため、中央部を切り欠いた形にしています。


続いてテールレンズも透明ゴム系で接着しました。
固着したら裏面をツライチに削っておきます。


それから妻面の貫通扉にGMの保護棒付きガラスをはめ込んでおきました。
ここの接着は薄めた木工用ボンドです。

これで一応今回の加工は完了、あとは組み立てるだけです。


組み立て途中、テール点灯化部分の新旧を比較してみました。
突出量が全然違います。LEDは良いものです(笑)。

そして室内灯、屋根と組み付けて完成です。
さっそく点灯テストをしてみると・・・


テールライト自体はうまく点灯したのですが、線路まで赤くなっていました(笑)
床板とボディーの隙間を埋めるのを忘れてました・・・


気を取り直して再び分解し、床板の端にプラ帯板を追加しました。
前端はt0.3、両サイドはt0.25、接着は瞬着です。
付いたらはみ出しを削り、黒く塗ってやれば、ようやく本当の完成です。


(クリックで拡大)
全体像、通電状態です。
ちなみにこの車両はまだテールライト以外は外形を加工していません。屋根と台車、幌を塗っただけです。


テール点灯側を正面から。
このLED(Panasonic LNJ208R8ARA)は輝度が高め(10mA時6.7mcd)のため、旧客のテールライトとしてはやや明るめになりました。
テスト時にCRDを1mAにしようか5.6mAにしようか悩んで、暗いよりは明るい方が調整しやすいかなと思って結局5.6mAにしたのですが・・・。LEDがレンズ直後にあるため光がほとんど減衰しないようです。
CRDはこれらの中間(2.7mAか2mA)程度にすると良かったのかもしれません。

(クリックで拡大)
先に加工してあった1両目と比較。
1両目はテールレンズにφ1.0の光学繊維を用いていて、少し大きい感じなのに対し、φ0.75を用いた2両目は逆にちょっと小さめな印象です。
それにしても、端梁などを加工した1両目と較べると、カプラー周りに何も無いのは物足りませんね・・・。

(クリックで拡大)
こちらはTOMIXのマニ60(左)との比較です。
テールレンズのサイズは1両目と2両目の中間くらいで、実物の印象に近いようです。
実はこちらを用いれば、基板を180度ひっくり返すだけで荷物室側のテール点灯が楽しめます。

それから、この貫通幌の塗装ではプライマーを省略したため、さっそく剥がれてしまっています。
(さきのスハ43より前に塗ったものです。)
ということは、スハ43に塗ったガイアのプライマーはしっかり効いていることになりますね。
今後はちゃんと処理することにしましょう(苦笑)。


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