東北天国 連絡帳

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管理人:北東荷2
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■KATO オハ46の軽加工。 2012.07.16.(Mon)22:33
このところ蒸し暑い日が続いていて、特に神経を使うキット工作はなかなかする気が起こりません。
そこで代わりに今回は、そんな中少しずつ進めていたKATOオハ46の加工の様子をご紹介しようと思います。


まずは天気の良い日に吹き付け塗装から行いました。
イス板をGM青20号に、屋根とベンチレーターをGMねずみ1号(いずれもフラットベースでつや消しに)に塗ります。


乾燥後、イス枠や仕切・床面を筆で塗り分けました。
画像にはついでに塗ったオハ35系のものも写っています。
なお、詳細はスハ43系と同様ですので、そちらをご参照ください。


続いて室内灯を作ります。
基板はt0.3両面生基板から切り出します。
パターンカットは先を平らに削ったPカッターで。


ヤスリで周囲を整えたところ。
今回は8両分同時に作りましたが、大量の削り粉が出ました。おまけに手が銅臭いです(笑)。
ちなみに最近は基板中央の切り欠きを大きくしています。こうすると貫通路から見えにくくなるのです。
基板が出来たら、電子部品を順にハンダ付けしていきました。


それから、車体各部に色入れを行いました。
幌の布部分にはGMダークグレーを塗ります。
その他、デッキ下ステップにつや消し黒、扉の取っ手にゴールドを塗りました。

(クリックで拡大)
また、窓ガラスは1両だけスハ43の青色窓枠ガラスを付けてみることにしました。
そのままでは入りませんので、マスキングテープでガラス面を保護してから、上端をオハ46用に合わせてヤスリで削ってあります。


出来たら組み立てです。
室内灯の導光板は2mm厚のアクリル板にしたため、イス板の支柱には1mm角プラ棒を足しておきました。

(クリックで拡大)
組み立て後、形式写真風に。
上は製品のアルミサッシ、下は交換した木製窓枠仕様です。

(クリックで拡大)
以前手を入れたスハ43と比較。
台車は旧スハ43と同じモールドの単品スハネ16と交換し、スハ43との差を表現してみました。

(クリックで拡大)
屋根の色を比較。
1両は軽くウェザリングをしてみました(右)。
一応急行用なので、かなり控えめです。

(クリックで拡大)
室内灯の点灯状態です。
画像はちょっとウソっぽい色になっていますが、実際はもう少し自然な色合いです。
室内壁を塗った方が良いのかな・・・と思いましたが、面倒なのでそれはまた今度にしておきましょう(笑)。


こちらは改良した室内灯基板の見え方です。右が改良品。
まだ上部が見えていますが、今の構造ではこのくらいが限界です。
あとは目立たない色に塗るくらいでしょうか。


製品そのままでは浮いていたオハ46も、これでようやく編成に馴染むようになりました。
同様に最近入手した荷物車なども色入れしてやりたいところです。

■GM折妻車キットで○○○-その28 2012.06.30.(Sat)21:30
今回はハシゴの加工からです。
用意したのはこちらのパーツ。


レボリューションファクトリーの客車用「045 ハシゴ 広幅6段タイプ」です。
従来はTAVASAの妻面ハシゴ(PN437)を使っていましたが、そちらは本来モハ70用で少し形が違っていたため、今回はこれにしてみました。


まずカッターで切り出します。
勢い余って曲げてしまわないように注意が必要でした。
画像は裏面で、折り曲げ用の溝があります。


続いてベンチバイスに挟み、まず片側の溝部分で折り曲げました。

問題はもう一辺をどう曲げるかです。
バイスにそのまま挟んでも、きっちり90度は曲げられません。
説明ではピンセット等を用いる、とありますが、そんなにしっかりしたピンセットを持っていないので・・・(汗)

そこでちょっと考えて、ステンレス定規2本でバイスから4mmほど出るように挟んで曲げることにしました。

(クリックで拡大)
曲げ終えた状態。
先に曲げた部分がバイスに当たらないよう、定規で「逃げ」を作ったわけです。
折り曲げの際は、もう1本のステンレス定規を押し当てました。
また画像では木材が挟まっていますが、これは普段から挟んでいるだけで、無くても構わないと思います。

無事曲げ終えたところで、下端をさらに曲げます。


片方だけ曲げたところ。
こちらはピンセットで曲げましたが、変な力が掛かったのか、一度全体が歪んでしまいました。なんとか戻せましたが・・・(苦笑)。

出来たら、妻面へ取り付け孔を開けます。


罫書きは画像のように、出来たハシゴをひっくり返しに置いて現物合わせで行いました。


そしてφ0.3のドリルで孔を開けたら、仮に取り付けてみます。
この画像では上端も切り詰めてあります。
(その際、平行四辺形に曲げてしまったのは秘密です・笑)
ハシゴが付くと急に古めかしい感じがしてきました。完成後、他の3両と比較するのが楽しみです。(ニヤリ)

なお、接着はのちほど行います。


そのほか、さらに細かい部分も表現していきます。


幌吊りの取り付け金具はt0.1板で作ります。
0.7x0.8mm程度で、2角を落として六角形に整形。


取り付け位置は、先に開けてあった孔の横です。
接着はリモネン系で仮止めしたのち、タミヤの緑キャップを微量流して固着させています。


続いて銘板も。
これもt0.1で、ナイフで1.6x0.8mm程度の楕円形にしてやります。
やけに数が多いのは、手作りだとなかなか形が揃わないため。たくさん作って形の良いものを使います。


左:仮置き状態、右:溶着後。
そして、各車で取り付け位置や枚数を良く確かめながら取り付けていきました。


こちらは微量のリモネン系で仮止めしたところ。ハシゴが付く2両目です。
この状態で位置を微調整してから、周囲に緑キャップを流して溶着させました。

(クリックで拡大)
その他、尾灯掛けもt0.1で付け、下端の板状のステップは1mm幅のt0.2板を凸状にカットしてから、φ0.3孔に差して接着しました(矢印)。
ちなみに尾灯掛けは凸型(1・2両目)、L型(4両目)、棒型(3両目)と3タイプ作り分けてみました。こんなところにこだわるのは作者くらいでしょうけれど。(笑)


次回はハシゴの取り付けからです。

■GM折妻車キットで○○○-その27 2012.06.18.(Mon)21:43
今回は妻面のディテール工作です。
まず貫通扉の取っ手から。

取っ手自体は他と同じく、φ0.2真鍮線で作ります。


出来た取っ手を扉に取り付けます。孔はφ0.25。
画像のエッチング扉ではセロハンテープで仮止めしつつ、チョンとハンダ付けしました。


いっぽう、プラ板製の扉には瞬着で取り付けます。
どちらも固着後に、裏面を平滑に削っておきました。


続いて、裏面のテール付近のリブを削っておきました。
言うまでもなく点灯化の準備です。


それから、妻面裾に突起を付けておくことにしました。
画像の丸屋根車では、やや大きめのプラ片を瞬着で付けたあと、ナイフで小さく整えています。


絞り折妻車ではごく小さいものですが、同様に突起を付けました。
既製品ではたいてい省略されているところですが、これが付くと少し細密感が増すようです。


それが済んだら、1・3・4両目に手すりを取り付けます。

(クリックで拡大)
材料はφ0.2真鍮線で、毛抜きでコの字に曲げて裏面から瞬着で固定。
固着後に、裏面をニッパーとダイヤモンドヤスリで平滑に整えておきました。

なお、3両目(画像上)の最上部の1本は、車体の継目処理の邪魔になりそうなので、箱組み後に付けることにします。


次回は、2両目に付くハシゴの加工からです。

■【更新】KATO「津軽」のレビューページ公開。 2012.06.10.(Sun)21:42
ご承知のように、去る5月下旬にKATOから待望の新EF57と「津軽」が発売となりました。

毎度ながら少々遅れてしまって申し訳ありませんが、例によって「津軽」客車のレビューページを作りましたので公開します。
なお、今回は事情によりASSYで入手した新規3車種のみの紹介となっております。


レビューした新規3車種。左から、
 マニ36 2337
 スロフ62 2024
 オハ46 2032。

第一印象はどれもソツのない仕上がりで好印象です。
詳細についてはレビューの方で解説しましたので、是非ご覧下さい。

さて、とりあえずレビューも済みましたので、まずはカプラーを交換して、室内灯の製作から取り掛かりましょうか・・・

■GM折妻車キットで○○○-その26 2012.05.31.(Thu)22:29
またもや間が開いてしまいましたが、つづきです。
今回は貫通扉の加工です。

各扉の形態は、1・3両目がHゴム小窓、2・4両目がHゴム大窓となります。
まずはHゴム大窓の2・4両目から取り掛かることにしました。


4両目の妻板は元々貫通扉が無いため、t0.5プラ板で「裏板」を付けておきます。
接着時は裏面をツライチにしました。

(クリックで拡大)
扉はエッチングパーツを用います。
TAVASAのPN-507(旧製品)で、本来側面デッキ用ですが、左右の突起と取っ手の表現が無い点を生かします。
切り出したらダイヤモンドヤスリを用い、周囲を削ってはめ込めるようにしておきました。
なにぶん板厚が薄いため、扉の下辺を加工する際、ヤスリが引っ掛かって曲がってしまったりとなかなか面倒でしたが・・・。

(クリックで拡大)
加工後、はめ込んでみた状態。
扉が付くとガラッとイメージが変わります。


続いて2両目は、元の扉の上に重ねます。
元の窓を大きく削り拡げてから、同様に扉パーツを加工して、ピッタリ重なるようにしました。


はめ込んでみたところ。
こちらもイメージが大分変わりました。

なお、このエッチング扉はまだ固定せず、プライマーを塗ったのちに接着します。


残る2両はHゴム小窓にします。
こちらもエッチングパーツを用意しました。


左:イエロートレイン YP565 旧型貫通扉セットB、
右:レボリューションファクトリー 140 荷物車用貫通扉 GMサイズ Hゴムタイプ
いずれも荷物車用の貫通扉として発売されているものです。
他にTAVASAからも出ている模様。(PX516-1。先ほど検索して知りました・笑)

とりあえずこの2種の扉を、実際に妻板にあてがってみたのですが・・・
どうも印象が違う気がするのです。


YP565は窓の形は良いものの、若干位置が高い感じ。
いっぽうレボの140は窓がやや小さく、角のRが小さく角張った印象です。

どうしようかとしばらく考えたのですが、以前リトルジャパンのスユニ61で同じ扉を表現した時に、窓位置が高くなって少しイメージが違ってしまったことを思い出し、ここはこだわってイメージに合ったものを自作してみることにしました。

(クリックで拡大)
とりあえず試作した2枚を妻板に合わせてみたところ。
いずれも窓の上下寸法は同じ、左右は右の扉の方が0.2mm大きくなっています。
イメージにより近い感じなのは右の扉でしょうか。
というわけで、今回は右の寸法で量産することにしました。


材料と作り方は以前と同様、t0.13板の本体にt0.1のHゴムを貼り付けて中を抜く工法です。
貼り付けにはタミヤの緑キャップを用いています。


そして固着後に、窓穴をナイフとヤスリで整えてから切り出しました。

出来たら貫通路に合わせて外形を整えて、貼り付けます。


3両目はt0.5板で裏板を付けてから、窓穴と接着孔を開けて瞬着で貼り付けました。
付けた後で気が付きましたが、裏板と貼り合わせてからはめ込んだ方が簡単だったと思います(苦笑)。


1両目は同様に窓穴を拡げてから、接着孔を開けて同じく瞬着で貼り付けます。


加工前の扉と比較。
元の扉は小窓とも大窓とも取れない、中途半端な窓サイズですね。
敢えてどちらとも取れるようにしたのかもしれません。

(クリックで拡大)
同様に2枚目も加工し、3両目と並べてみました。
わざわざ自作した甲斐あってか、どちらも実物に近い印象に仕上がったように感じます。
もっとも、塗装してみないとはっきり分かりませんけれど・・・。


次回はディテール加工です。


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