東北天国 連絡帳

こちらは更新情報などを中心に、管理人からの連絡事項などを綴る所です。
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管理人:北東荷2
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■KATO 新DE10の入線加工 2009.09.18.(Fri)23:41
KATOからリニューアルされたDE10、東北では標準の耐寒形が先日ようやく発売されました。

(クリックすると拡大します)
画像はひと通り加工が済んだ状態です。旋回窓にスノープロウ、カッコエエ(*´Д`*)

待ちに待った管理人はさっそく入手、ニヤニヤしながら手に取って眺めたあと、レールに乗せて試運転・・・
ところが、TOMIXの常点灯コントローラーを用いても、ヘッドライトが走り出してから点灯するではないですか。

最近のKATOの機関車は、“非”常点灯仕様なのですね。
KATOの機関車は大分ご無沙汰だったので、浦島太郎状態です(笑)。


しからばと、ボディーを外して中のライト基板を見てみると・・・

(クリックすると拡大します)
抵抗・LEDに加えて、LEDと並列にコンデンサーが付いていました。


回路図を描いてみました。
このコンデンサー、モーターからのノイズを抑えるためのものでしょうか?
進行方向反対側のライトがちらちら点灯するのを防ぐため??

そこでとりあえず、このコンデンサーを外してみました。
すると走行時に反対側のライトがちらちら点きます。しかし「常点灯」はせず・・・。
やはり積極的に常点灯化しないとダメなようです。(´д`;)


というわけで、本格加工開始です。


コンデンサーに続いて抵抗も外しました。
この状態でパターンを良く読み、どこを加工すればよいか考えました。


用意した素子は画像の通り。
電流制限にCRD(E-153 15mA)x2、逆電流保護にチップのショットキーダイオード(東芝 1ss357)x4、常点灯化用のコンデンサー(ムラタ 1μF)x2です。
なお、LEDは元のものを生かします。


常点灯化後の回路図。
上の基板上に、素子をこのように並べればOK、のはずです。(^^;)
なお、今回は逆電流保護用ダイオードをそれぞれ2つ付けることにしました。贅沢だ〜(1つ10円ですけど(笑))

(クリックすると拡大します)
基板のパターンを画像のように6個所カットしました。
また1個所穴を開けています。CRDがボディーに当たりそうだったので、それを落とし込む穴です。

(クリックすると拡大します)
各素子を仮に並べてみたところ。
CRDも足を曲げて余分をカットしてあります。

(クリックすると拡大します)
そしてハンダ付け。
右端のCRDがかなり苦しい収まり方になりましたが、機能上は問題無いと思います。
また中央付近に1個所ジャンパを渡してあります。CRDの足を流用しました。

(クリックすると拡大します)
加工が済んだので、動力ユニットに取り付けました。


ここで試運転し、常点灯するのを確認しておきました。
残念ながら若干反対側がちらちら点灯してしまうようでしたが・・・うまい解決法が思い浮かばないのでガマンします。
(常点灯コントローラーしか使わないのであれば、逆電流保護用ダイオードを順電圧が高めの一般タイプ・東芝1ss352などに変えればほぼ抑えられるはずです。)


最後にボディーを被せて・・・
と思いきや、キャブ側がぴったりはまりません。
CRDが当たっているようです(苦笑)。


そこでボディー裏の、干渉する突起を削っておきました(矢印)。
これでちゃんとはまるようになってひと安心。(^^;)


それからもうひとつ、カプラーに解放ピンを付けることにします。
付属のナックルカプラーは、鉄のピンを付けるとアンカプラー上で自動解放を楽しむことが出来るのです。
もちろん、連結相手もピン付である必要があります。(ナックルもしくはマグネマティック)


ピンを付けた状態(上)と、未加工のカプラー、そしてピン(下)。
ピンは事務用のゼムクリップから切り出したものです。
カプラーにはφ0.7の孔を開け、ピンを下から差し込んでいます。

これ、安価で良い方法だと思うのですが、ゼムクリップはバネとして用いるものなのでかなり固く、加工には注意が必要です。ここでは頑丈なラジオペンチとダイヤモンドヤスリを用いました。


(クリックすると拡大します)
とりあえず加工が済んだDE10、当方ではさっそく客車牽引に活躍してもらうことにします。またアンカプラーで荷物車を別列車に継送・・・とか、いろいろ楽しめそうです。
欲を言うと入れ替え用にはDD13の方が似合うんですけど・・・。そちらのリニューアルはいつ?(^^;)

■変わったLEDを試す。続き。 2007.07.04.(Wed)22:14
さて、前回試しに使ってみたLEDですが、
今度はその特殊な光り方をより生かせる箇所へ用いてみることにしました。

まずは画像をご覧下さい。


左:交換前、右:LEDへ交換後。
(TOMIXのN1000-CL使用、ボリュームは9時の状態。)

対象車は、おなじみKATOのクハネ583です。
(余談ですが、最近再生産されませんね・・・まだまだ需要はあると思うのですが。)
この車両の最大の特長である「トレインマーク変換装置」はヘッド/テールライト用の電球を光源にして光るのですが、やはり今となっては光の色が気になります。

それを解消しようと、昨今流行のLEDへ換装を試みるわけですが、普通の砲弾型LEDを用いるとトレインマークばかり明るく光ってしまい、ヘッド/テールライトが暗くなってしまうのです。(特に後者)

そこで前回用いた、先が凹んだ特殊なLEDの登場です。
結果のほどはご覧の通り。
反射板などは一切用いなかったのですが、予想以上の効果でした。


こちらはテールライト点灯時。フルボリュームにした状態です。
ヘッドライトが少し光ってしまうのは、ボディー内側を黒く塗れば多少緩和出来ると思います。



ヘッド/テールライトユニットと変換装置の様子です。左が加工後。


こちらは裏側。右が加工後。
基板の部品を総取り替えしてあります。


では実際の加工の様子をご説明します。


まずは基板を外し、ハンダ吸い取り線を用いて基板から電球とダイオードを取り去ります。


続いて3カ所でパターンカットし、φ0.6孔を一つ開け、(画像左)
チップ部品をハンダ付け。(画像右)
付けた部品は、ショットキーダイオード(逆電流保護用・黒いもの)と
1μFのコンデンサー(常点灯化用)を
1両あたり2個ずつです。

そのあと定電流ダイオードと例のLEDを付けます。


LEDと定電流ダイオードを順に付けているところ。
LEDは付いていたビニール線を元の電球の導線くらいにカットし、“つば”の部分を削ってあります。
また左はこれから付ける部品ですが、このうち短いビニール線はジャンパー線です。

ちなみにこれらは順番をよく考えて付けました。でないと後の部品が非常に付けづらくなります(笑)。


残りの部品を付けているところ。
ハンダ付けの際は、画像のようなクリップを用いています。
左は目玉クリップ、右はみの虫クリップの中身です。


すべての部品を付け終わった状態。
回路は前回のEF80と同じです。
実装パターンの方は2時間くらい悩んだ挙げ句こんな形になりましたが、センスのある人ならもう少しスッキリしたものに出来るでしょう(^^;)。


その後LEDのビニール線を適宜曲げながら、変換装置に組み込みます。


変換装置のベースに取り付けたところ。
テール用LEDの足部分は少し削って調整しました。


後は元のように組み立てて完成!と言いたいところですが、
ヘッドライトがHID仕様になってしまうので、例によってレジ袋のフィルターをかけます。


画像のような感じで両面テープにて取り付けました。
ちなみにフィルターは2つ折りにしてあります。


通電状態です。右がフィルター付。
分解ついでに運転室も軽く手を入れておきました。


こちらはテールライト点灯状態。
左は同様に加工したクハ481-300です。


このLED、紹介した2例の他にもいろいろ応用範囲が広そうですが、あとはご覧の皆様にそれぞれ想像していただくとして、ここでの紹介はこのくらいにしておきます。

次回は、ほったらかしのアレに戻る、のかどうかは未定です・・・<おぃ


最後にやはり一つだけ。
シールを貼るタイプの189「あさま」も試しましたが、そちらはマークが明るさオーバーでした。内側に白い紙でも貼れば良いかも。

■変わったLEDを試す。 2007.06.17.(Sun)20:58
ずいぶん間が開いてしまって少々恐縮ですが、お待たせいたしました。久々の書き込みです。
実はこのところずっと忙しくて模型をいじる気になれなかったのですが、ようやく一段落しました。
製作意欲もだいぶ戻ってきましたので、“リハビリ”がてら電気工作をしてみました。
今回はその様子をご報告したいと思います。


さてその対象とは、以前に加工したマイクロエースのEF80です。
ライトユニットはKATO製に交換済みでしたが、電球式のノーマルタイプですので、あるテストを兼ねてこれをLEDに再加工することにしました。

まずは加工前の点灯状態から。


この画像、TOMIXの常点灯パックN1000-CLで通電している状態です。
ところが基板にKATOのノーマル電球タイプを用いているため、走り出すぎりぎりまでボリュームを上げても、画像の通りほんのりとしか点灯しません。

せっかくなので、これを当方での最新式−LED+定電流ダイオード+コンデンサーの常点灯仕様に改造してやります。

改造に用いるLEDには、少し前に入手しておいたものをテストがてら使ってみることにしました。


これがそのLED。径はおよそ3mm。
ご覧のように先端が凹んでいる、やや変わったタイプです。
しかも足が短く、ビニール線が付いています。
こんな特殊なものをどこから入手したかというと・・・


ここから取りました。
お気づきかと思いますが、これ、最近冬になると住宅街でよく見かけるようになった屋外電飾用のLED製品です。
似たような商品がいろいろありますが、これの名称は「ロープライト」といいます。
じゅず繋ぎになったLEDを筒状のビニールで覆ったもので、今回使ったものは切り売りされているタイプです。

下が点灯させた状態。


左が今回用いるタイプ、右は比較用の普通の砲弾型(広角)です。
先が凹んでいるため、光は前よりも横へ拡がるようです。(しかも真横ではなく斜め前と後ろ!)
ロープライトの中ではロープと平行ですのでこの仕様は当然といえるかもしれませんが、鉄道模型ではほとんど用いられていないタイプですね。


このLEDを基板に付けます。


左が加工前、右がLED化加工後。
定電流ダイオードは15mAです。
LEDに付いていたビニール線は、ビニールを剥いてそのまま用いてみました。
ハンダ付の際、熱が回ってLED側が外れるかと思いましたが、大丈夫でした。


こちらは裏側。
パターンを1カ所カットしてショットキーダイオードでつなぎ、コンデンサーをジャンパー経由で付けてあります。
ちなみに回路は
[+極]−*−定電流ダイオード−LED−*−ショットキーダイオード−[−極]
(*〜*間にコンデンサー)
となっています。

この後もう一方も加工し、点灯試験をしました。


EF80・HID仕様です<おぃ
以前よりだいぶ明るくなりました。特殊な光指向特性のおかげでしょうか。
テスト結果はまずまずというところです。

ただ、このままでは言うまでもなく色が問題なので、スユニの室内灯と同様にオレンジのフィルターを掛けます。


今回はライトユニット上部に被せるようにしてみました。
取り付けはお手軽な両面テープです。(^^;)

そして再び組み立てて完成としました。


通電状態。
自分で言うのもなんですが、なかなか良い感じに仕上がりました。
停車中からフル点灯出来るようになったのが何とも良いです。


最後にこのLEDについて少々。

これをご覧になって、ご自分で試される方もいらっしゃるかもしれませんので、実際にこの「ロープライト」を扱ってみた感想を正直に記します。

これ、LEDを取り出すまでがひと苦労です。
私の場合、ぶ厚いビニールにカッターで切れ目を2本入れ、ストリングチーズのようにむいて何とかLEDを取り出しましたが、かなり大変な作業で、指先が痛くなりました。
さらに、不要のビニールを処分する前に、中に封じ込められている導線を分別のために引っぱり出したのですが、そこでもカッターのお世話になるなど、ずいぶん疲れました。

もし今後、電気街などで普通に売っているのを見かけたら、少し高めでもそちらを入手すると思います。(苦笑)


それから気になるお値段の方は、2mあたり3000円でした。(白色の場合。色によって異なる)
LEDの数を数えてみたところ、2mで72個付いていましたので、1個あたり約42円となります。
砲弾型を電気街でまとめ買いするよりは少々高めですが、ホームセンターなどで入手可能ですし、各LEDの色がきれいに揃っているので、編成物の室内灯などに良いかもしれません。


それともう一つ。

上で記述したテストというのは、このLEDを、電球用に設計されたプリズムを使用している部分へ付けられないか、というものです。
従来そのような用途にはチップLEDを用いる例が多かったと思いますが、あれ、入手しにくいんですよね。それに導線のハンダ付けが面倒ですし・・・

そんなことを考えながらホームセンターをぶらぶらしているとき、デモ点灯中の屋外電飾用LED製品がふと目にとまりました。
「この特殊な光り方なら、前と横へ光を放つ電球の互換品として使えるのでは?」と“皮算用”をして、実際に購入し試用してみたというわけです。

今回はまだテスト1回目ですが、今後他の部分へも順次試していこうと考えています。

実はこの特殊なスペックが、より実力を発揮しそうな取り付け先を既に見つけてあるのですが・・・
それについてはまた今度にしようと思います。(ニヤリ)

■LEDで小加工。 2005.09.25.(Sun)11:49
せっかく立ち上げておきながら、ちっとも活用出来ていませんでした、この連絡帳。
これもきっと例のトラブルで出鼻をくじかれたせいだ、と責任転嫁する、ダメ管理人の北東荷2です。(^^;)


さて、今年前半からLEDの魅力に取りつかれてしまった(?)管理人ですが、先日以下のような物をいじってみました。


ご存じKATOのヨ6000に、電気街で見つけたチップLEDを付けて、テールライトを点灯化したものです。1.6×0.8mmという極小サイズのLEDを使ったおかげで、裏側もほとんど出っ張らず、車掌さんも楽に出入り出来ます(笑)。



KATOのヨ6000は、今となっては素朴な味がかえって魅力(?)のロングセラー製品ですが、こうして少し加工するだけでグッと良くなりますね。これで近日発売となるヨ5000(黒)と並べても、それほど遜色は無くなるのではないかと思っています。(^^)


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