東北天国 連絡帳

こちらは更新情報などを中心に、管理人からの連絡事項などを綴る所です。
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管理人:北東荷2
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■TOMIX 新マニ50に室内灯を付ける-2 2012.03.14.(Wed)23:24
ご承知のように、震災からはや一年が経ちました。
現状は復興と呼ぶにはほど遠い状況で、これからが正念場のように思います。
改めて被害に遭われた方にお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。


では工作のつづきです。
アクリル導光板が純正の室内灯より幅広のため、室内の干渉する部分を削ります。


まずトイレ付近の仕切では、上端を0.7mmほど切り欠きます(矢印)。


元の通電バネが入る部分は、糸ノコと平刀でカットしたのち、プラ板で穴を埋めてペーパーできれいに整えておきました。
途切れた床面の区画分けは・・・また後日復元します<おぃ


光源と反対側のデッキ仕切は、上部をコの字に切り欠いておきました。
導光板は車端まで通っています。

これで干渉部分はすべて削り終えましたが、問題は導光板をどう支えるか、です。
光源側はデッキ仕切よりギリギリ内側になるので、仕切で支える方法が使えないのです。
考えた挙げ句、小さなツメを付けて引っ掛けることにしました。


これは加工後のようすです。
導光板・デッキ仕切の双方に透明プラ板の小片を接着し、互いが引っ掛かるようにしました。


矢印部分が支える側のプラ材です。
なお、アクリルの導光板とプラ片は弾性接着剤(スーパーX)で接着しました。
仕切の方はタミヤの緑キャップです。


以上でとりあえず工作は完了、さっそく試験点灯してみました。

(クリックで拡大)
2、3度ほど拡散用の溝を調整してみたものの、まだ荷室のトイレ寄りがやや明る過ぎるようです。溝が1本余計だったかも。
また、光源のある荷物室側デッキ部分(画像右端)があたかも電球色のようになってしまっていますが、これはLEDの上面からパッケージの白いプラ材を通して光が漏れているためです。ここも遮光するなど、要調整です。

ともあれ、純正に較べればスッキリ仕上がったのではないでしょうか。
TOMIXの幅狭タイプ室内灯は支持部分が目立ったり、端が暗くなったりと気になる点が多いので、手元にいくつかある旧客も今後はこの方法で付けてやれば良いかな、と思いました。

■TOMIX 新マニ50に室内灯を付ける-1 2012.03.08.(Thu)23:34
このところ、KATO他から怒濤の製品化発表があったこともあり、すっかり工作記事がご無沙汰になっていました。
今回は軽い工作について書きます。
題材は先日リニューアル発売された、TOMIXのマニ50です。
1月末の発売から時間が経っているため、製品の詳細については省きますが、一言で言うと、全体が新規製作の完全別製品となっています。

さて、工作というのはこれに室内灯を取り付ける加工です。室内灯はオプションパーツももちろんありますが、そこを例によってわざわざ電子パーツから自作してやろうというわけです。基本的にはスユニ50と同じ構成にします。


まずは基板をt0.3両面生基板から作り、素子をハンダ付けしてユニット化し、車端の天井裏に付けるようにします。
CRDは10mAのチップタイプを使用。他の素子・回路はスユニ50とほぼ同じです。
画像は通電シューを端に付けて調整しているところ。

(クリックで拡大)
シューを適当な長さに調整したら、妻面ガラスに溝を掘って「逃げ」を作ると同時に固定出来るようにしました。
というのも、あんまり基板を切り詰めすぎて、ビスを通す場所が無くなってしまったのです(苦笑)。


さらに、車端に付くテールレンズが付いた仕切の上端を現物合わせで切り欠いて(左)・・・
(このパーツ、テールマークのプリズムが付いているのが面白いです。恐らくモトトレール用と兼用のためでしょう)


基板を押さえるようにしました。
この仕切は窓ガラスとツメで固定されるようになっているのです。
ちなみに仕切・テールレンズは同じパーツが両側に付きますが、こちら側はテールライトが非点灯の側です。
また、通電シューも元からある凹みにうまく合うようにしています。


いっぽう床板側は、端にノミで溝を掘り・・・


床板の基板にt0.1燐青銅板のシューをハンダ付けして、車端へ伸ばします。
ちなみにハンダ付け時は双方予備ハンダをしました。

(クリックで拡大)
そしてシューの端を上に曲げ、長さを調整したら、電気系の工作は完了です。
ここで一応通電テストをしておきました。
そうそう、何故か付いていなかった窓ガラスの保護棒は、GMの保護棒付きガラスを切ってはめ込むように接着して表現してあります。一応メーカーから対応があるようですが・・・。


あとはアクリルの導光板を付けるだけです。


2mm厚のアクリル板を11mm幅に切り出し、片端をペーパーとコンパウンドで磨いて他端を現物合わせで調整してから、画像のように光拡散用の溝の位置を罫書きます。
今回は窓と窓の間にしてみました。


そして角ヤスリで端から順に溝を掘っていきます。
溝の深さは光源から先へ行くほど深くするわけですが、その深さはグラフにすると一直線ではなく、放物線のようにするとうまく光が拡散出来るようです。


また、天井に2つある小さな丸い突起を削りましたが、このボディー、成型色が青なんですね。
ひょっとして、溶剤に弱い材質なのでしょうか。後々色を剥がして再塗装しようと思っているのですけれど・・・。


やや中途半端ですが、以下次回へつづきます。

■KATO ニセコ客車の入線整備2-TR11カプラー腕交換と室内灯 2012.02.04.(Sat)21:46
ニセコ客車の整備のつづき。
テールスイッチの次は、今のところBタイプカプラーのみの、マニ60用TR11のカプラー腕を交換しました。

(クリックで拡大)
いきなりですが、元のカプラー腕をカットした後、他の台車から切り出した標準のカプラー腕(電車をTN化した際の捻出品・TR201より)と接合するところ。
詳しくはスユニ61の記事をご覧下さい。

(クリックで拡大)
交換前後を比較。
手前が交換後、奥が交換前(カプラーはジャンパ線無し)のものです。
注意していましたが今回も穴が微妙にずれ、わずかによじれて付いてしまいました(苦笑)


車体に組み込んだところ。
カプラーはいわゆる「かもめナックル」に解放ピンを植え込んだものです。

(クリックで拡大)
マニ36との連結状態。(室内灯については下で解説)
カプラーの突出具合はこちらと揃えました。
微妙によじれたカプラー腕ですが、幸い連結・解放機能に支障は無いようでホッとしました。ε=(´д`;)
ちなみに強度は十分で、取り扱いには全く気を使わないで済みます。
なんたって、押し込むのにペンチで相当な力を加えましたから・・・
いざ抜けと言われたら困るくらいです(笑)


それから室内灯も作って付けました。
12系に付けたものと基本的に同じものです。

(クリックで拡大)
オユ10とスユ13の点灯状態。
この2両は蛍光灯を模して白色LEDをそのまま用いています。
ちなみに日亜化学工業製で、さすが老舗だけあってイイ色してます。
これで1個10円・・・良い時代になったもんだ(笑)

(クリックで拡大)
こちらは電球色にしたマニ36と60。
これもLEDは白色で、オレンジのフィルターを付けてあります。

(クリックで拡大)
中の様子はご覧の通り。
パーツは全部自作です。アルミ箔は蒸着フィルムを使用し、ショート防止を図りました。


アクリルの導光板は2mm厚にしたため、仕切の上に1mmプラ角棒を付けているのも12系と同様です。


こちらは支柱部分に付けたプラ棒。
この前後2か所に付けています。


導光板を乗せた状態を、真横から。

(クリックで拡大)
基板と設置状態、斜めから。
オレンジのフィルターは、今回カップヌードルのフタ止めシールを使ってみました。
これが実に絶妙な色合いになるのです。どうしてもっと早く気付かなかったのか(苦笑)

(クリックで拡大)
明かりを消して、色合いの比較です。
ちょっと明る過ぎる気もしますが、以前のレジ袋フィルターよりリアルになったように思います。
電球色LEDを使う手もあるのですが、今回はフィルターで簡単に色が変えられる手軽さを採りました。
ただし、耐久性についてはまだ不明です。
レジ袋の方はLEDによってだんだん色褪せてくるようなので、こちらも同様に薄くなっていくのかも。
しばらく試用してみて、追って報告することにします。


最後に、郵便車を車端から。
導光板を2mm厚にしたため、貫通扉窓からも覗かなくなりました。
持った感じも3mm厚よりずいぶん軽くなった印象で、長編成での運転も楽にこなせそうです。

ただ、やっぱりこの室内灯の製作にはかなりの手間が掛かります。
最近「クリア」が発売されたので、そちらへ移行しようか思案のしどころです・・・(苦笑)


ともあれ、これでひとまず機能上の整備は完了しましたので、ようやく走らせて遊べるようになりました。
塗装やディテール加工もしたいところですが、それらは少し間を置いてからになるでしょうか。

■KATO マニ37にテールライトとスイッチを付ける 2011.09.20.(Tue)22:50
今回はちょっと古いネタで恐縮ですが、4月に発売されたKATOの「妙高」セットのマニ37です。
※ここで扱うのはASSYで揃えたもので、台車にオハ35戦後形用(5127-3D)を用いている点がセットのものと異なります。
セットでは編成中間に入るため、そのままではテールライトは点灯しませんが、メーカー側で“準備工事”はしてあるので、基板などを別に用意すれば無加工で点灯化出来るようになっています。

ところが問題なのは、スイッチが分売されていない点です。
基板までは同時に用意したものの、あの複雑な形状のスイッチを作るのがどうにも面倒で、今まで放ったらかしにしていたというわけです。


先日ようやく重い腰を上げ、スイッチと通電シューを作って取り付けましたので、その様子をお送りしようと思います。


さっそくですが、自作したスイッチを組み込んだ状態です。
スイッチはスハフ42(リニューアル初回品)のものをプラ板でコピーしました。

(クリックで拡大)
自作したスイッチ(左)と、スハフ42のスイッチ。
ご覧のように、何とも“えげつない”形をしています(笑)
お察しのとおり、製作はとても手間が掛かるものでした。
その程は、「二度と作る気がしない」と言えばだいたい想像が付くと思います。(苦笑)
寸法図は・・・ご要望があれば載せます。現時点では描いてませんけど(汗)

(クリックで拡大)
こちらはイス板を外した状態。
床上通電板は曲げず、基板との間に通電シューを挟んで通電するようにしました。
すなわち、車両本体側は一切加工していないわけです。
最近再生産されたスハフ42も同じ構成になっているそうで、このマニ37はそこから基板・スイッチ・通電シューを省いた形になっているようです。


通電シューはt0.1燐青銅板から作りました。
最初は適当に曲げてみた(下)のですが、通電はするものの消灯出来ませんでした。
上手くスイッチを動作させるには上のように曲げる必要があるようです。
この形はリニューアル初回のスハフ42に付いている床上通電板を参考にしました。
<最初からそうしとけ(苦笑)


床下に出たツマミ。
操作方法もスハフ42と同じです。


それからついでに室内灯の様子も紹介しておきます。


基板は従来と同じ(ただしCRDは10mAのE-103)ですが、マニ37は室内照明が電球になっているので、LED部分にオレンジのフィルター(レジ袋より)を両面テープで貼っておきました。
良い色の電球色チップLEDがなかなか手に入らないんですよね・・・。


導光板はオユ10から外した3mm厚のものを流用しました。
このとき気付いたのですが、通電シューとその前の支持柱(?)が接触していないのです。
基板が0.3mmと薄いせいだと思いますが、これなら支持柱は不要かもしれません。
隣にある「謎の壁(笑)」とともに、あとで削ってしまおうと思います。
(そのほか、車掌室にも謎の仕切が。イスの背ズリと間違えた?(^^;))

(クリックで拡大)
最後に各ライトの点灯状態です。
室内灯がちょっと黄色っぽい? フィルターを二重にしたほうが良いかも。
また、テール基板は白色LEDのレムフ10000用を使用しているのですが、幸い光り方に遜色は無いようです。
本来は赤色LEDのスハフ42用(5134-1G)を用います。

ともあれ、これでようやく編成端で使えるようになりました。
他の部分も時間を見て手を入れていこうと思います。

■KATO EF62のヘッドライトを常点灯化 2011.07.10.(Sun)22:44
気付けば前回からはや1ヶ月が経ち、季節はすっかり夏本番。細かい工作が辛い時期となってしまいました。
今年は電力事情もあるので、暑いのもほどほどにお願いしたいところなのですが、果たして?!

さて今回は、4月にKATOから発売された、EF62前期形のヘッドライトを常点灯化したときの様子をご紹介しようと思います。
東北とは全く関係の無い機関車ではありますが、これ以上何も書かないよりはマシでしょうから。(^^;)

(クリックすると拡大します)
画像は加工後です。
手順は以前のEF80とほぼ同じですが、1か所だけ変えた部分があります。
その変更点については下で説明します。

(クリックすると拡大します)
こちらが内部の状態。
今回はボディー側にまったく刃を入れずに済みました。


基板の左端部を拡大。
矢印部分が前述の変更点で、LEDと並列に繋いだチップ抵抗の抵抗値を
22kΩ→2.2kΩ
としました。

これは進行方向後ろ側のヘッドライトがちらちら点灯するのを防ぐために付けているものであることは、以前ご紹介しました。
そのEF80の後にD51を加工する際、ずっと小さい値の560Ωの抵抗を使ったところ、逆行時のちらつきが全く生じませんでした。
EF80の時はポイントや接続部分などで少しちらちら点いてしまっていたのですが・・・。


それを受け、今回抵抗値をいくつか変えて試してみたのです。
その結果、だいたい470〜2.2kΩの抵抗を用いると、かなりの効果があることが判明しました。

抵抗値の範囲が少し広いのは、その車両の走り出す電圧や集電性能が関わっているためです。
具体的には、
 1.集電性能が悪いほど抵抗値を小さく
 2.走り出す電圧が低いほど抵抗値を大きく
すると良いようでした。

その理由ですが、まず1つ目は、集電性能が悪いと瞬時の無電圧が起こりやすくなり、モーターの逆起電力で起こるちらつきがひどくなるため、それを防ぐのに抵抗値を小さくし、逆方向に生じてしまう瞬間的な電気を“受け流す”効果を大きくする必要があるということ。
2つ目は、ちらつき防止効果は抵抗値が小さいほど大きくなるいっぽう、ノーマル(電圧制御)コントローラー使用時の点灯電圧が高くなってしまうというデメリットがあるためです。
抵抗をLEDと並列に繋いでいるため、抵抗値が小さいと抵抗に多く電流が流れてしまい、結果点灯電圧が高くなるのでしょう。
(常点灯コントローラーでは停止時から明るく一定に点灯、ただし抵抗値が小さいと少し暗くなる)

つまり、走り出す電圧と集電性能のバランスをみて、納得のいくちらつき防止効果が得られる抵抗値に決めれば良いわけです。


この点を踏まえ、以前加工した車両の抵抗を交換しました。
それらの抵抗値と理由をまとめたものを以下に記しておきます。
 DE10=470Ω −走り出す電圧:高め    集電性能:やや悪い
 EF80=2.2kΩ −走り出す電圧:やや低め  集電性能:普通
 D51 =1kΩ  −走り出す電圧:非常に低い 集電性能:非常に良い ←4.7kΩでも良さそう
 EF62=2.2kΩ −走り出す電圧:やや低め  集電性能:良い
(TOMIX ED75=2.2kΩ −走り出す電圧:低め 集電性能:普通 ←未公開)

なお、これらの選択は使用するコントローラーや線路状況、CRDの電流値、LED、さらに個人の明るさの感じ方によって変わってくると思いますので、参考程度にしてください。
私の場合は、470・1k・2.2k・4.7kΩの4種を実際に付けてみて決めました。



現物に戻って、こちらは右端の様子。
同じく矢印が2.2kΩの抵抗です。
相変わらずきわどい取り付け方法になっています(笑)


回路図です。
オレンジの抵抗値が変わったほかは、EF80と同じです。
CRDは10mAのE-103を使用、
保護ダイオードは全てショットキーバリア 30V 30mA、
常点灯用のコンデンサは1μF、25V
です。

(クリックすると拡大します)
最後に、正面から。

この製品、屋根肩の窓が抜けていないところなど、気になる点もいくつかあるのですが、その辺りはおいおい手を入れていくことにして、とりあえず当方では信越線の普通、荷物列車を再現して遊んでいます。
普通列車はマニ36とオユ10冷房車にオハフ33やナハ11、荷物列車は茶マニをずらずらと。
あ、作りかけの茶マニも早く完成させないと・・・(^^;;;)


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