東北天国 連絡帳

こちらは更新情報などを中心に、管理人からの連絡事項などを綴る所です。
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12月02日 KATO 旧スハ43に室内灯を付ける-4
11月12日 KATOから急行「大雪」セット発表。詳細
09日 KATOから急行「大雪」セット発表。
09月19日 車両ケースの中仕切を作る-4
08月16日 KATO 旧形荷物車の軽加工。後編
07日 KATO 旧形荷物車の軽加工。前編
07月16日 KATO オハ46の軽加工。
 
管理人:北東荷2
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■KATOから急行「大雪」セット発表。 2012.11.09.(Fri)22:30
ここをご覧の皆さんは既にご存じのことと思いますが、先日KATOから急行「大雪」セットの製品化が発表されました。
http://www.katomodels.com/product/nmi/10kei_taisetu.shtml
編成内容は以下の通りです。

 9 スハフ44 7
 8 スハフ44 3(増結セット)
 7 スハ45 18
 6 スハ45 7(増結セット)
 5 スハ45 12(増結セット)
 4 スロ54 509(増結セット)
 3 オロハネ10 502
 2 スハネ16 511
 1 オハネフ12 507
  スユニ61 504(増結セット)
  マニ60 2596(増結セット)
  マニ60 245

プロトタイプは1970(昭和45)年頃の旧客編成で、牽引機も新規発表のED76 500のほか、DD51、D51・C58など多彩な時代の模型化となります。
新規となるのはスロ54の冷房車とオロハネ10、そしてスユニ61、さらにマニ60の新製車体車(いずれも北海道仕様)の4種とのことです。

このうち一番の目玉といえるのは、なんといってもオロハネ10でしょう。東北とは縁が薄いのですが、中央デッキの独特な車体がどう仕上がるのか興味があります。
次いで注目はプラ完成品では初のスユニ61でしょうか。個人的には3両もキットを組んだ形式なので感慨深いです。
それからこちらもマニア待望のマニ60新製タイプ(200番台)。
最後のスロ54は、非冷房(青大将)の製品化からこれまたずいぶん間が開きましたけれど、ようやく低屋根の冷房改造車が揃うことになるようです。
これはスロ62の屋根を利用する「低屋根化改造」でなんとかなる車両でしたが、やはり製品化はありがたいと思う方も多いでしょう。


ところで、気になるのはいずれも「北海道タイプ」だということです。
本州以南の車両とは蓄電池箱や車軸発電機などが異なる場合がありますので、流用をお考えの方には悩ましい部分と思います。
そこでそんな方のために、管理人が知る範囲での差異をまとめてみようと思います。管理人自身の備忘録も兼ねて・・・(笑)


まずスユニ61。
スユニ61については既に形態をまとめたページを公開済みなので、そちらをご覧いただけば大体ご理解いただけると思いますが、504番は
 ・妻面窓有
 ・押印台部分小窓有
 ・蓄電池箱は標準型
 ・郵便室側貫通扉はHゴム大窓(車掌室側はプレス?)
と思われます。無論台車はTR11。
写真は残念ながら見つけられませんでした。

その他、車軸発電機は歯車式・車体取り付けタイプ(通常と向きが90度異なる)に改造されていた可能性が高いです。
また、一部の500番台車はベンチレーターの一部がT字型の煙突になっていましたが、504番については不明です。

(クリックで拡大)
こちらは以前組んだレイルロードのキット。0番台・電暖付の2017番として仕上げました。(製作記
504番との形態的な差は、車軸発電機と電暖(+煙突?)くらいだと思います。

すなわち、製品を本州以南用にするには、
 ・床板の車軸発電機を付け替え
 (+煙突→ベンチレーターへ交換)
この程度で良さそうです。


次にマニ60 245について。
RMライブラリー138によると、マニ60 201〜210・241〜245は北海道仕様車です。
しかし211〜240の日本海縦貫・北海道航送用タイプと同様、後年は一般車と混用され、尾久や直江津、酒田など、本州以南への配置、および電暖改造車もありました。
形態的には当初車掌室にストーブがあり、屋根にガーランドベンチレーターを小さくしたような煙突(ヨ5000等と同じ?)が付いていたようです。
しかし同書に載っている1981年の245番の写真では、この煙突は撤去されているようです。
またこの写真では貴重品室部分の窓が埋められている模様ですが、これが新製当初からのものかは不明です。


こちらはGMキットの該当部。矢印が後年の245番に無い窓です。

他の部分は一般的な200番台車の特徴を有し、
 ・魚腹台枠(UF219)
 ・大型蓄電池箱
 ・車軸発電機は一般のベルト駆動タイプ(1982年の写真で確認)
 ・ベンチレーターは8個
 ・側面扉木製、貫通扉プレス
となっています。
したがって、これを一般用の魚腹台枠車(350番台など)にするには、
 ・蓄電池箱を標準型に付け替え
 (+煙突撤去?)
くらいで済みそうです。


その他の形式についてはあまり詳しくないので簡単に解説しますと、
オロハネ10 502は
 ・各室が冷房化された最終形態、
 ・車軸発電機は歯車式・台車取り付けタイプ(「ニセコ」のスロ62 500と同様)。
ちょっと面白い特徴としては、サッシが車体色に塗られていたようです。

スロ54 509は写真が見つからなかったので、500番台車の基本形態を少し。
 ・扉はHゴム標準が基本(504番は木製高窓)、
 ・クーラーはAU13亀の子タイプ(単品スロ62と同じ)が基本(504番は小判型)、
 ・車軸発電機は90度向きが異なる車体取り付け・歯車式、
 ・台車はTR23コロ軸受が基本(502番は平軸受)、
と、こんな感じでしょうか。
本州以南用にするには
 ・車軸発電機の付け替え
だけで済むかもしれません。


それから、これら4形式以外については、
 ・スハネ16、オハネフ12は車軸発電機が台車取り付けの歯車式
  (「ニセコ」のスハ45、スロ62と同形態?)
 ・スハ45、スハフ44は細部が多彩→製品は「ニセコ」と同様標準的なタイプに?
 ・マニ60 2596は北スミ配置の航送車、単品と同じ一般的なオハニ61改造車で妻面窓有
と、今までの製品と大差無し・・・と思いきや、オハネフ12 507は501〜510に含まれるので、車掌室の屋根に扇風機カバーが無いタイプのようですね。
・・・この位は自分でいじりましょう。(^^;)
加えて、スハネ16 511番は514番とともに後年デッキ部分以外の雨樋を撤去していたようです。ただ、こちらは時代的にセーフかも。


詳細については間もなく発表になると思いますが、しばらく気を揉む日々が続きそうです。

■車両ケースの中仕切を作る-4 2012.09.19.(Wed)23:35
久しぶりの投稿です。
今年の残暑は本当に厳しいですね。
それでもここ最近、ようやく朝晩は過ごしやすくなりましたが、模型製作にはキツい暑さが続きました。こう暑いと細かい工作はなかなかする気が起こりません。


そんな中、今回ご紹介するのは車両ケースの中仕切りです。
10両用は以前紹介していましたが、その後どうしても12両入れたくなったため、今回試しに作ってみたのです。
ただし2mm厚というかなり薄いスチレンボードを用いるため、強度が心配でした。その辺りが引っ掛かっていたこともあり、構想を練ってから7か月も経た今になって、ようやく実現したというわけです。

(クリックで拡大)
まずは実際に車両を収納したところ。
20系客車やオロネ10、オハネフ12などの20.5m車がピッタリ12両入るサイズです。
ナハ11やスハ43などの20m車も、前後に少し隙間が出来るものの問題なく収まります。

(クリックで拡大)
こちらは20系を入れたところ。
隙間がほとんど無いため、12両詰めると付属部品を収めるスペースがほぼ無くなってしまうのが問題といえば問題です。

(クリックで拡大)
拡大。
20系やオロネ10など、屋根の高い車両を入れると上下の余裕が全くありません。
なお、上部のクッションには2mm厚のウレタンシートを用いていますので、仕切の寸法がわずかに狂っただけで車両が入らなくなる可能性があります。(前後はケースの余剰ウレタンから切り出し)
そんな設計は我ながらどうかと思うのですが、12両収めるにはどうしても避けて通れませんでした。(苦笑)

(クリックで拡大)
また、上部のウレタンを中央に寄せていますので、一応パンタ付車両も入ります。
急行電車の編成を入れても良いかも。
ただし、モハ456は屋上機器が一部当たって収まりが悪いので、ウレタンをひと工夫した方が良いようです。
なお、485・583系などは先頭車が21m超なので、残念ながら入りません。

(クリックで拡大)
設計図です。
スチレンボードは公称2mm厚ですが、実測2.25mmのためその値で設計。
以前の10両用(図はこちら)より寸法がややシビアになっていますが、キッチリ収めるためにはこれも致し方なく・・・。材料の罫書き・切り出し時には集中力が求められます(笑)。
なお、製作方法については以前の記事をご参照ください。


さて、問題は強度なわけですが、使用開始から1週間ほど経ってみると1点だけ気になる変化が見られました。

(クリックで拡大)
車両の屋根側がきつかったのか、棚板が若干上(画像左)にたわんでしまいました。
しかしよく見ると、画像右端の板だけはまっすぐのままです。ひょっとするとウレタンの接着に使った木工用ボンドが原因なのかもしれません。
(水分を吸って乾くとボード表面の紙が収縮する?)

だとすると、現在は完全乾燥したのでこれ以上は曲がらないのかも。
それならば、接着に水分の無い両面テープなどを使えば防げる現象なのでしょうか?
いずれにしても、もう少し試作しながら様子を見た方が良さそうです。

■KATO 旧形荷物車の軽加工。後編 2012.08.16.(Thu)23:59
前回のつづき。
室内を加工します。


まず、イス板上の不要な突起(矢印)を除去します。
これはマニ36・60のイス板です。


こちらはマニ37の室内灯取り付け部分にある不要な壁。
室内灯の支柱にする部分(プラ片を足したところ)を残してカットします。

いずれも跡を平刀とペーパーで平滑に整えたら、追加する仕切・イスなどをプラ板で作っておきます(詳細は下に解説あり)。


それが済んだら塗装します。


壁と机・イスの背ズリを白緑に、イスの座面を青20号に塗ります。
今回、白緑色はクレオスのガンダムカラー【UG06】MSグリーンを使ってみました。
仕上がりを見ると、従来の自家調合より黄色寄りで落ち着いた雰囲気になるようです。実物はもう少し淡い色調に感じますが、模型の室内に塗るにはこの位がちょうど良いかもしれません。


続いてマニ36・60の床面を濃いグレー(ダークグレー+黒+茶で調合)に塗ります。ちなみに実車は板張りです。
ここは面積が広いので、平筆も用いています。
いっぽう床面が鋼板張りのマニ37はGM【35】ダークグレー(+フラットベース)を用いて差を表現しました。


塗装が済んだら組み立てです。
まずマニ36・60では、自作した貴重品室の仕切(t0.5、9.5x5mm)を透明ゴム系で付けます。


続いて車掌室の仕切に机(t0.5、5x2mm)を接着。
これは各車2枚ずつで共通です。


イスは背ズリ(t0.5)と座面(t0.3、奥行2.25mm)を塗装後にタミヤの緑キャップで接着してから取り付けます。
画像はマニ36・37用で、背ズリが低く(1.7mm)なっています。


パーツ取り付け後の各車を比較。
イスの幅が左右で違っているのがポイントでしょうか。(広:5mm、狭:4mm)
また、マニ60のみ標準的な背ズリの高さ(3.2mm)にしています。
この辺りは形式図に描かれない部分なので、実物の写真を参考にしました。
そのため、一部の実車とは異なっている場合があるかもしれません。

なお、本来は仕切の間に引き戸が付きますが、テーパーの処理が面倒だったので省略してしまいました<おぃ
キッチリやるなら仕切自体を付け直した方が早いかもしれません。

(クリックで拡大)
各車を横から。
マニ37の「謎の壁」は、結局画像のように処理しました。
余談ながらマニ37にはマニ36・60用のイス板がそのまま組み込めるので、今後の生産の際はそちらのパーツを使った方が良いのではないかと思います。


これで今回の工作はひとまず完了・・・
と、その前にもう一か所手を入れることにします。


一部はHゴムを暗い灰色に塗ってみました。
製品の車番の車両が写っている写真でたまたまそうなっていたため、変化を付けてみたわけです。


これで本当の一区切り。元のように組み立てて、ひとまず完成としました。

(クリックで拡大)
マニ36(スハ32改)と60。
訳あってこの2種のみ屋根端の手すりを削ったままにしてあります。

(クリックで拡大)
マニ36(スロネ30改)とマニ37。
屋根にはちょっと汚しをかけたもの(手前)もあります。

(クリックで拡大)
マニ36とマニ60の車掌室付近。
室内灯を点灯させるとイスや机がちらりと見えます。
本当はデッキ下のステップも黒く塗ると良いのですが、あとでボディーを加工するつもりなので、今回は敢えて省略しました。
でもやっぱりちょっと物足りない・・・(苦笑)

(クリックで拡大)
こちらはHゴムの比較です。
黒っぽく塗ると、特に茶色の車両では目立たなくなります。
メリハリが無くなるので、メーカーは明灰色にしているのでしょうね、きっと。
何両も所有しているマニア向けの工作でしょうか。

(クリックで拡大)
マニ36の妻面です。左:スハ32改、右:スロネ30改。
右のスロネ30改タイプでは渡り板もダークグレーで塗ってみました。
首都圏配置車はここがグレーに塗られていた車両が多かったようです。尾久・隅田川・品川・汐留・高崎・・・。さては大宮工場のしわざ??


今回は屋根と室内・ガラスに絞った工作でしたが、これでひとまず他の車両と違和感無く編成を組めるようになりました。
あとは残るボディーと床下を加工しようかと考えていますが、それはまた次の機会にしておきます。

■KATO 旧形荷物車の軽加工。前編 2012.08.07.(Tue)22:32
今年の夏は暑さが厳しく、工作の手も滞りがちです。
というわけで、今回も手軽な加工第2弾として、KATOの旧形荷物車の加工の様子をお送りしようと思います。


まずは屋根を吹き付け塗装しました。実はさきのオハ46と同時に行っています。
塗色は、キャンバス屋根が濃いグレー(グレー・黒・茶で調色)、ベンチレーターはツヤ消し黒です。
なお、塗装前に丸屋根のマニ36では端部のステップをエッチングパーツ化し、また一部は端部の手すりをヒゲ付手すりに付け直しておきました。


続いて窓ガラスの色入れです。


保護棒には暗めに調色した白緑(緑2号+ねずみ1号+黄色少々)を面相筆で差します。
これらのマニはオユなどよりモールドが深いようで、塗り易かったです。


ボディーに組み込んだ状態を比較。
そのままではキラキラ光って不自然でしたが、塗装後は大分落ち着きました。

(クリックで拡大)
こちらはマニ60の比較。
上は屋根含めて塗装前、下は塗装後です。
なお、ボディーの色も違って見えますが、これはロットによる差です。
(上:6月発売の単品、下:「ニセコ」セット)
前者は一瞬ぶどう1号に見えたくらい、暗めの色調になっています。
これはこれで、あり得ない程ではありませんが・・・最近はKATOの色も実車志向なのでしょうか? でも屋根は相変わらずです。(^^;)


次に、マニ36「ニセコ」とマニ60の貴重品室窓の修整です。


これが製品状態。
あたかもマニ37のような、透明窓+保護棒の表現になってしまっていますので、加工して修整することにします。
(先日この窓に保護棒が確認出来る写真を1枚だけ見つけました。RMライブラリ138号の43P、マニ60 2656番です。ただしガラスは曇りガラスのようです。)


まずはお手軽に、表面を白く塗装してみました。
裏面の保護棒モールドはそのままです。


いっぽう一部の車両は、真面目にモールドを削って曇りガラスを表現してみることにしました。
まずはノミで少しずつ削ります。


だいたい削れたら(左)、
ペーパーで#600>800>1000とヤスって仕上げます(右)。


ところがそのままでは曇り具合が今ひとつのように感じたので(左上)、
裏面の凹みに乳白色のプラ板(左下)をはめこんでみました(右下)。
その結果、くもりガラスを表現している製品のトイレ窓(右上)より少し白っぽくなりました。


ボディーに組み込んだ状態を比較。
加工したくもり窓(左)は表面が透明のままなので、少し凹んだ感じで違和感があるようです。
これを解消するには、表面も歯ブラシにクレンザーを付けてこすり、ツヤを消してやると良いかもしれません。

(クリックで拡大)
いっぽう白く塗装した方(画像下)は、実物の白色樹脂板に近い雰囲気になりました。
ただし室内灯の光が透けると保護棒のモールドがうっすら見えます。
おまけに筆塗りのムラが・・・(苦笑)
室内灯無しならこれで十分でしょうけれど、こちらも本格的にやるなら、白を吹き付けで塗り、保護棒も削ってやると良いと思います。


あとは室内を小加工して塗装しますが、その辺はまた次回に。

■KATO オハ46の軽加工。 2012.07.16.(Mon)22:33
このところ蒸し暑い日が続いていて、特に神経を使うキット工作はなかなかする気が起こりません。
そこで代わりに今回は、そんな中少しずつ進めていたKATOオハ46の加工の様子をご紹介しようと思います。


まずは天気の良い日に吹き付け塗装から行いました。
イス板をGM青20号に、屋根とベンチレーターをGMねずみ1号(いずれもフラットベースでつや消しに)に塗ります。


乾燥後、イス枠や仕切・床面を筆で塗り分けました。
画像にはついでに塗ったオハ35系のものも写っています。
なお、詳細はスハ43系と同様ですので、そちらをご参照ください。


続いて室内灯を作ります。
基板はt0.3両面生基板から切り出します。
パターンカットは先を平らに削ったPカッターで。


ヤスリで周囲を整えたところ。
今回は8両分同時に作りましたが、大量の削り粉が出ました。おまけに手が銅臭いです(笑)。
ちなみに最近は基板中央の切り欠きを大きくしています。こうすると貫通路から見えにくくなるのです。
基板が出来たら、電子部品を順にハンダ付けしていきました。


それから、車体各部に色入れを行いました。
幌の布部分にはGMダークグレーを塗ります。
その他、デッキ下ステップにつや消し黒、扉の取っ手にゴールドを塗りました。

(クリックで拡大)
また、窓ガラスは1両だけスハ43の青色窓枠ガラスを付けてみることにしました。
そのままでは入りませんので、マスキングテープでガラス面を保護してから、上端をオハ46用に合わせてヤスリで削ってあります。


出来たら組み立てです。
室内灯の導光板は2mm厚のアクリル板にしたため、イス板の支柱には1mm角プラ棒を足しておきました。

(クリックで拡大)
組み立て後、形式写真風に。
上は製品のアルミサッシ、下は交換した木製窓枠仕様です。

(クリックで拡大)
以前手を入れたスハ43と比較。
台車は旧スハ43と同じモールドの単品スハネ16と交換し、スハ43との差を表現してみました。

(クリックで拡大)
屋根の色を比較。
1両は軽くウェザリングをしてみました(右)。
一応急行用なので、かなり控えめです。

(クリックで拡大)
室内灯の点灯状態です。
画像はちょっとウソっぽい色になっていますが、実際はもう少し自然な色合いです。
室内壁を塗った方が良いのかな・・・と思いましたが、面倒なのでそれはまた今度にしておきましょう(笑)。


こちらは改良した室内灯基板の見え方です。右が改良品。
まだ上部が見えていますが、今の構造ではこのくらいが限界です。
あとは目立たない色に塗るくらいでしょうか。


製品そのままでは浮いていたオハ46も、これでようやく編成に馴染むようになりました。
同様に最近入手した荷物車なども色入れしてやりたいところです。


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