東北天国 連絡帳

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管理人:北東荷2
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■KATO 旧マニ60の加工-テール点灯化-4 2013.02.11.(Mon)22:49
旧マニ60のつづきです。
加工した各部を筆塗りしていきます。


室内灯の固定具とその付近を床色(黒+ダークグレー+茶、キャンバス屋根用を流用)に塗ります。
ちなみに実車の床面は板張りです。


テールカバー部分も同様に塗装。
色ツヤがピッタリ揃いませんでしたが・・・室内だからまあいいや。<おぃ


裏面は黒>銀に塗ってしっかり遮光しました。


それから車掌室に机とイスを追加することにしたので、作ってついでに塗装しました。
その他、テールレンズもクリアーレッドに塗りました(画像右上)。


乾燥後、机とイスをイス板に接着します。
右のイス板では、古いテールカバーを避けるため、中央部を切り欠いた形にしています。


続いてテールレンズも透明ゴム系で接着しました。
固着したら裏面をツライチに削っておきます。


それから妻面の貫通扉にGMの保護棒付きガラスをはめ込んでおきました。
ここの接着は薄めた木工用ボンドです。

これで一応今回の加工は完了、あとは組み立てるだけです。


組み立て途中、テール点灯化部分の新旧を比較してみました。
突出量が全然違います。LEDは良いものです(笑)。

そして室内灯、屋根と組み付けて完成です。
さっそく点灯テストをしてみると・・・


テールライト自体はうまく点灯したのですが、線路まで赤くなっていました(笑)
床板とボディーの隙間を埋めるのを忘れてました・・・


気を取り直して再び分解し、床板の端にプラ帯板を追加しました。
前端はt0.3、両サイドはt0.25、接着は瞬着です。
付いたらはみ出しを削り、黒く塗ってやれば、ようやく本当の完成です。


(クリックで拡大)
全体像、通電状態です。
ちなみにこの車両はまだテールライト以外は外形を加工していません。屋根と台車、幌を塗っただけです。


テール点灯側を正面から。
このLED(Panasonic LNJ208R8ARA)は輝度が高め(10mA時6.7mcd)のため、旧客のテールライトとしてはやや明るめになりました。
テスト時にCRDを1mAにしようか5.6mAにしようか悩んで、暗いよりは明るい方が調整しやすいかなと思って結局5.6mAにしたのですが・・・。LEDがレンズ直後にあるため光がほとんど減衰しないようです。
CRDはこれらの中間(2.7mAか2mA)程度にすると良かったのかもしれません。

(クリックで拡大)
先に加工してあった1両目と比較。
1両目はテールレンズにφ1.0の光学繊維を用いていて、少し大きい感じなのに対し、φ0.75を用いた2両目は逆にちょっと小さめな印象です。
それにしても、端梁などを加工した1両目と較べると、カプラー周りに何も無いのは物足りませんね・・・。

(クリックで拡大)
こちらはTOMIXのマニ60(左)との比較です。
テールレンズのサイズは1両目と2両目の中間くらいで、実物の印象に近いようです。
実はこちらを用いれば、基板を180度ひっくり返すだけで荷物室側のテール点灯が楽しめます。

それから、この貫通幌の塗装ではプライマーを省略したため、さっそく剥がれてしまっています。
(さきのスハ43より前に塗ったものです。)
ということは、スハ43に塗ったガイアのプライマーはしっかり効いていることになりますね。
今後はちゃんと処理することにしましょう(苦笑)。

■KATO 旧マニ60の加工-テール点灯化-3 2013.02.03.(Sun)22:53
今回はテールライトの消灯スイッチを作ります。
構造は、これまで何度も紹介したプラ製のスライド式にします。


まず床板上面、中央のリブを一部平刀で削ります(矢印)。


次に、t1.2プラ板を1mm幅に切り出し、スイッチ本体とします。
これを2枚のウェイトの間にはめ、前後にスライドするようにします。
先端は少し切り欠いておきました。


その先端の両サイドにt0.2透明プラ板を付け、「絶縁板」とします。
付けたらt0.5プラ板を接合部に追加し、先程の切り欠き部分と組み合わせて補強しておきました。
接着剤はタミヤの緑キャップです。


つづいて、床板にツマミが通るスリットを開けます。


φ0.8のドリルで連続して孔を開け、ナイフでつなげて整えます。


最後にツマミ(t1.0、2mm幅)を通して確認。
今回スリットは約1mm幅・5mm長としました。


下面のようす。
位置はブレーキテコの部分としています。


それからツマミをスイッチ本体に接着しました。
位置決めは現物合わせ、長いまま接着し、固着後にこれまた現物合わせで切り詰めてあります。


組み込んだ状態、下面。
そのほか画像にはありませんが、床上通電板もツマミ部分を少し切り欠いてあります。

ここまで出来たら、最後に接点部分の調整をします。


スイッチの動く範囲を確認しつつ、テールユニットの通電シューをカット・曲げ調整して、うまく絶縁出来るようにしました。
画像はON状態です。


こちらはOFF状態。
動作不良を避けるため、絶縁するのは片側のみとし、もう一方の通電部では絶縁板に切り欠きを設けて接点に触れないようにしました。


以下、次回につづきます。

■KATO 旧マニ60の加工-テール点灯化-2 2013.01.27.(Sun)23:06
テールライトの遮光カバーを作ります。
まず準備作業として、イス板の端を0.7mmほどカットし、角のRを無くしておきました。
角が丸いと隙間が出来て光が漏れるおそれがあるためです。


次にt0.5プラ板を用い、イス板を延長する形で「ベース」を作ります。
イス板と車端の隙間をピッタリ塞ぐように現物合わせで仕上げます。


出来たらLEDを逃げる切り欠きを付けます。
今回は2mm角で切り欠きました。


イス板と共にはめ込んでみたところ。
LEDが小さいのでこれでも余裕があります。


続いてLED部分の覆いを作ります。
t0.3、1mm幅のプラ帯板を2辺に立てて、瞬着で固定したら、さらに上面にもフタをします。
接着の際は接合面をペーパーで荒らしてから行いました。瞬着による接合なので、ツルツルのプラ地肌のままではあとでパキッと取れてしまうことがあるためです。

付いたら周囲をナイフとヤスリで整え、前面にもプラ板を付けます。


車体にはめてみたところ。
前端がピタリと密着するように調整しました。左右は塗膜の厚みを考慮し、わずかに余裕を持たせています。


そして、裏面にt0.3の帯板を貼ってイス板と厚みを揃えてから、イス板と接合します。
この際、イス板先端部がボディー内側より若干狭くなっていたため、パーツ単体では左右の位置が決められませんでした。
そこで、ボディーに両パーツをはめ込んだ状態で微量の緑キャップを流して仮止めしました。要するに現物合わせです。


あぁっ!
接着剤が伝わってイス板の塗装が荒れてしまいました・・・。
乾いてからペーパー掛けてゴマ化そう。(汗)

そのあと裏から瞬着を流して本接着しました。


画像は瞬着のはみ出しを平刀で削ったところ。


表の様子。
前端の板はテール穴部分を切り欠いてあります。
なお、今回テール穴とデッキ裏面が接近しているため、両サイドには板を貼りませんでした。


次回は消灯スイッチを作ります。

■KATO 旧マニ60の加工-テール点灯化-1 2013.01.22.(Tue)21:12
旧マニ60のテールライトを点灯化加工していきます。


まずモールドされたテールレンズにφ0.8程度の孔を開けます。
最初はφ0.6のドリルで開け、φ0.8の針ヤスリで徐々に拡げました。
レンズはφ0.75の光学繊維の先を削って作ります。
いつもはφ1.0ですが、妻面のモールドが小さいので今回は特別です。


次に基板を作ります。
今回は、普段室内灯に使っているt0.3両面生基板から切り出しました。
床板側には台としてt0.3プラ板を瞬着で付け、ネジ穴を開けておきました。
通電板も少しヤスリで切り欠いてあります。


M1.0ビスで止めてみたところ。
床板の突起とかみ合うようにしました。
もちろんこのままでは裏面でショートしてしまうので、あとで絶縁します。


そして、基板に各素子を付けました。
今回はボディー内側両サイドに余裕が無いので、1.6x0.8mmのチップLEDを用いました。2個で明るさを揃えるため、直列接続です。
電流制限にはCRD(E-562・5.6mA)、逆電圧保護にチップのショットキーダイオードを付けています。
なお、常点灯用のコンデンサはテストで十分明るかったので省略しました。


裏面の様子。
ハンダ付けの後、紙ラベルでしっかり絶縁しておきました。
通電用のシューはt0.1燐青銅板です(床上通電板の端材より)。

(クリックで拡大)
床板にビス止めしたところ。
長めの通電シューの先は、後ほどスイッチを作る際に調整するつもりです。
それにしてもLEDの線がへろへろですね・・・。0.75mm2の電気コードから取った銅線ですが、ちょっと細かったかも(苦笑)


ボディー側は、底板を少し削り拡げるだけで済みました。イス板・ガラスは干渉無しです。

ここでひとまず仮組みし、通電テストをしてみます。


おおっ、既に良い感じですよ。
あとはレンズを付けるだけ・・・


そんなわけ無いし(笑)


屋根を外して、後方より。
画像では光の色が妙にピンク掛かって見えますが、実際は普通の赤色です。

次回は遮光カバーを作ります。

■KATO 旧マニ60の加工-室内灯交換-2 2013.01.13.(Sun)22:51
今回も旧マニ60の加工です。
室内灯ユニットを反対側に付ける例をご紹介しておきます。


こちらはスハ43と同様、既存のイス板に2つ角穴を開け、コの字のプラ板を立てるだけです。寸法も共通。
なお、このイス板は以前加工・塗装してあるため、車掌室のイスなどが製品と異なります。
(ちなみにこの配置は一応形式図通りですが、実車はイスと机がもう一組付いていたようです。現行品の加工では再現しました。)


車体底板にも角穴を開け、通電板を組み込んだ床板を合わせてみたところ。
貫通扉に付くガラスは余剰品を接着剤で付けたものです。


それからユニットの支柱を追加し、再びボディーと合わせてみます。


さらにユニットを取り付けたところ。
まだ電球色化フィルターは付けていません。
偶然にも既存のイス・ガラスには一切干渉せずに済みました。


アクリル導光板を載せてみました。


荷物室側には前回同様、ガラスに支えを付けています。
この導光板はちょっと短いので、あとで延長した方が良さそうです。
(ちなみにこれ、元はスロフ62用でした)


出来たらひとまず組み立てて、点灯試験をしてみます。

(クリックで拡大)
点灯状態を比較。
下は以前加工した現行製品(「ニセコ」)です。
今回交換したものは、光源から遠い荷物室側端部(画像左側)が少し暗くなってしまっています。導光板があり合わせだから致し方ないところでしょうか。今後適当な発生品が出たら、交換することにしましょう(苦笑)。

また現行品と比較すると、何故か今回加工した旧製品の方が明るく見えます。発光部ユニットは同じ物を使っているのですけれど。
光が偏っているから? いや、ひょっとすると導光板の厚さが違うせいかも(今回:3mm、現行品:2mm)。
あるいは、室内壁面や床面の色の微妙な差が現れているのかもしれません。


あとは加工部分を塗装して終わり・・・と思いましたが、この車両にはまだテールライトを付けていなかったため、ついでに点灯化加工も行うことにしました。
取り付けは当然ながら室内灯ユニットとは反対の荷物室側にします。


ちなみに以前取り付けたこちらの車両(前回の室内灯交換車、画像は交換前)では、オーソドックスに車掌室側を点灯化しています。


構成は旧スハフ42に付けたものとほぼ同様で、こちらはスライドスイッチ付です。


もとは電球使用の古い構造なので今回これは参考にせず、チップLEDでコンパクトにまとめることにします。


実際の加工の様子は、また次回お送りします。


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