東北天国 連絡帳

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■KATO 旧スハ43に室内灯を付ける-1 2012.10.19.(Fri)23:57
またしても間が空いてしまいました。実に1か月ぶりの記事です。
前回はまだ残暑でしたが、いまやすっかり秋本番。食べ物がおいしくて仕方ない季節となり(笑)、工作にも絶好の気候となりました。

さて今回は、タイトルの通りKATOのスハ43系旧製品に室内灯を作って付ける工作です。

きっかけは今年のKATO客車の新製品・再生産ラッシュでした。
オハやナハなどを買い足すうち、どうせなら急行編成を仕立ててやろうとたくらんだのですが、それには急行に不可欠なスハ43系がちょっと足りなかったのです。
まだ市場にある現行製品を買い足すことも考えましたが、その前に、手元にほとんど手を入れていない旧製品があるのを思い出しました。
一部屋根だけ塗ったものの、室内は色入れはおろか室内灯も付けていなかったため、このところは走らせる機会が全く無くなっていたのです。

(クリックで拡大)
オハ47(品番5070)。台車と表記以外はスハ43旧製品と同一です。
この旧製品、スタイルは昔からファンのお墨付きで申し分なく、加えて青色の製品に限っては扉が現行品と異なっていることもあり(現行品:Hゴム大窓、旧製品:プレス)、これは放っておく手は無いなと、再活用をしてやろうと思い至ったのでした。

というわけで、今さらな感じもしますが、せっかくの機会なので室内灯の取り付けに取り組んでみることにします。

(クリックで拡大)
こちらは分解した状態。スハ43(5018-1)です。
ご覧のように、床板に集電板は入っておらず、別売りの室内灯セット(品番11-201、絶版?)に含まれているものを取り付けるようになっています。
#手元に無いため詳しくはわからないのですが、現行品へ移行する直前に生産されたロット(5018-3・4、5019-3・4)では、小改良され新室内灯対応となり、床上に通電板が組み付けられていたようです。加えてイス板の端?にユニットを付ける突起が付いていた??


そこで、今回の室内灯製作はこの集電板を作るところから始めます。
オリジナルでは左右・前後で4つのパーツに分かれていますが、ここでは前後をつないだ2分割で作ることにします。


材料はt0.1燐青銅板です。
まず3.1mm幅に切り出して、画像の位置で横向きに折り曲げます。
(もちろん折り曲げ加工は床板から外して行いました。)
曲げた先は、床板に合わせてカットしておきます。


続いて2mm幅の帯板から、画像のように折り曲げた部品を2つずつ作ります。


こちらは室内灯基板を付ける側です。
端を上向きに曲げ、さらに先をくの字に曲げておきます。
この形、現行の新室内灯(11-204)などの集電シューをまねているのは言うまでもありません。


こちらは反対側で、横向きに折り曲げます。
上の帯板と同様、この端に台車集電板が当たります。

これらをハンダ付けしたら、最後に位置決め用の孔を開けます。


孔開け後。
床板上面のボスに合わせてφ1.2程度の孔を1つずつ開けました。
ウェイトはその上に載せます。

(クリックで拡大)
床板に取り付けた状態(上)。
下は室内灯セット付属の集電板を付けたところです。
ご覧のように、純正では前後に分かれた集電板にウェイトを接触させて通電するのに対し、ここで作ったものでは前後を一体化して、通電不良の低減を狙いました。


室内灯ユニットが付く側を拡大。
立ち上がり位置は若干中心寄りにしましたが、これは自作ユニットの構造に対応したものです。(詳細は後述)


こちらは反対側。
ハンダ付けは電気工作用のヤニ入りハンダを用い、双方予備ハンダをしてから行いました。
あとで洗浄するなら板金用のフラックスを用いても良いと思います。

(クリックで拡大)
一応、寸法図も載せておきます。


この後はイス板に基板の支持具を取り付けますが、その様子はまた次回お送りします。

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