東北天国 連絡帳

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管理人:北東荷2
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■KATO 旧形荷物車の軽加工。後編 2012.08.16.(Thu)23:59
前回のつづき。
室内を加工します。


まず、イス板上の不要な突起(矢印)を除去します。
これはマニ36・60のイス板です。


こちらはマニ37の室内灯取り付け部分にある不要な壁。
室内灯の支柱にする部分(プラ片を足したところ)を残してカットします。

いずれも跡を平刀とペーパーで平滑に整えたら、追加する仕切・イスなどをプラ板で作っておきます(詳細は下に解説あり)。


それが済んだら塗装します。


壁と机・イスの背ズリを白緑に、イスの座面を青20号に塗ります。
今回、白緑色はクレオスのガンダムカラー【UG06】MSグリーンを使ってみました。
仕上がりを見ると、従来の自家調合より黄色寄りで落ち着いた雰囲気になるようです。実物はもう少し淡い色調に感じますが、模型の室内に塗るにはこの位がちょうど良いかもしれません。


続いてマニ36・60の床面を濃いグレー(ダークグレー+黒+茶で調合)に塗ります。ちなみに実車は板張りです。
ここは面積が広いので、平筆も用いています。
いっぽう床面が鋼板張りのマニ37はGM【35】ダークグレー(+フラットベース)を用いて差を表現しました。


塗装が済んだら組み立てです。
まずマニ36・60では、自作した貴重品室の仕切(t0.5、9.5x5mm)を透明ゴム系で付けます。


続いて車掌室の仕切に机(t0.5、5x2mm)を接着。
これは各車2枚ずつで共通です。


イスは背ズリ(t0.5)と座面(t0.3、奥行2.25mm)を塗装後にタミヤの緑キャップで接着してから取り付けます。
画像はマニ36・37用で、背ズリが低く(1.7mm)なっています。


パーツ取り付け後の各車を比較。
イスの幅が左右で違っているのがポイントでしょうか。(広:5mm、狭:4mm)
また、マニ60のみ標準的な背ズリの高さ(3.2mm)にしています。
この辺りは形式図に描かれない部分なので、実物の写真を参考にしました。
そのため、一部の実車とは異なっている場合があるかもしれません。

なお、本来は仕切の間に引き戸が付きますが、テーパーの処理が面倒だったので省略してしまいました<おぃ
キッチリやるなら仕切自体を付け直した方が早いかもしれません。

(クリックで拡大)
各車を横から。
マニ37の「謎の壁」は、結局画像のように処理しました。
余談ながらマニ37にはマニ36・60用のイス板がそのまま組み込めるので、今後の生産の際はそちらのパーツを使った方が良いのではないかと思います。


これで今回の工作はひとまず完了・・・
と、その前にもう一か所手を入れることにします。


一部はHゴムを暗い灰色に塗ってみました。
製品の車番の車両が写っている写真でたまたまそうなっていたため、変化を付けてみたわけです。


これで本当の一区切り。元のように組み立てて、ひとまず完成としました。

(クリックで拡大)
マニ36(スハ32改)と60。
訳あってこの2種のみ屋根端の手すりを削ったままにしてあります。

(クリックで拡大)
マニ36(スロネ30改)とマニ37。
屋根にはちょっと汚しをかけたもの(手前)もあります。

(クリックで拡大)
マニ36とマニ60の車掌室付近。
室内灯を点灯させるとイスや机がちらりと見えます。
本当はデッキ下のステップも黒く塗ると良いのですが、あとでボディーを加工するつもりなので、今回は敢えて省略しました。
でもやっぱりちょっと物足りない・・・(苦笑)

(クリックで拡大)
こちらはHゴムの比較です。
黒っぽく塗ると、特に茶色の車両では目立たなくなります。
メリハリが無くなるので、メーカーは明灰色にしているのでしょうね、きっと。
何両も所有しているマニア向けの工作でしょうか。

(クリックで拡大)
マニ36の妻面です。左:スハ32改、右:スロネ30改。
右のスロネ30改タイプでは渡り板もダークグレーで塗ってみました。
首都圏配置車はここがグレーに塗られていた車両が多かったようです。尾久・隅田川・品川・汐留・高崎・・・。さては大宮工場のしわざ??


今回は屋根と室内・ガラスに絞った工作でしたが、これでひとまず他の車両と違和感無く編成を組めるようになりました。
あとは残るボディーと床下を加工しようかと考えていますが、それはまた次の機会にしておきます。

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